ウインカーポジションとは?車検基準と合法な取り付け方・おすすめキット3選

ウインカーポジションとは?車検基準と取り付け方

ウインカーポジションとは、ウインカーレンズをポジションランプ(車幅灯)として常時点灯させ、ウインカー作動時にはポジション機能が消灯してウインカーとして点滅する仕組みのことです。北米仕様の輸入車ではおなじみのスタイルですが、国産車でも後付けキットを使えば実現可能です。

しかし「車検に通るの?」「配線は難しい?」「どのキットを選べばいいの?」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ウインカーポジションの仕組みから車検基準、キットの選び方、具体的な取り付け方法までを徹底的に解説します。これ一本でウインカーポジション化に必要な知識がすべて身につきますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • ウインカーポジションとは?
  • ウインカーポジションの車検基準を徹底解説
  • ウインカーポジションキットの選び方
  • ウインカーポジションの取り付け方法
  • おすすめウインカーポジションキット3選

🟠 バルブ交換だけでウインカーポジションにするなら

キットの配線加工なしで、ウインカーのバルブを差し替えるだけでポジション機能を追加できる製品もあります。

HID屋 LEDウインカー 2色切替:T20(兼ピンチ部違い)・S25対応/ウインカー1600lm・ポジション1100lm/ハイフラ防止抵抗内蔵・2年保証・¥6,980(★4.79)。フロントで車検対応なのはアンバー×ホワイト(ブルーはドレスアップ用)。

▶ T20(ピンチ部違い)の見分け方

目次

【結論】ウインカーポジションは車検基準を守れば合法

まず最も気になるポイントから回答します。ウインカーポジションは車検基準を守れば合法であり、車検にも通ります。

ただし、適合するためにはいくつかの条件をクリアする必要があります。具体的には以下の3点が重要です。

  1. ポジション灯としての色が白色または橙色(アンバー)であること
  2. ポジション灯としての明るさが300cd(カンデラ)以下であること
  3. ウインカー作動時にポジション機能が完全に消灯し、ウインカーのみが点滅すること

これらの条件を満たしていれば保安基準に適合するため、後付けのウインカーポジションキットを装着しても問題ありません。逆に言えば、これらの条件を一つでも満たさない場合は車検不適合となり、公道走行ができなくなります。

以下では、ウインカーポジションの基礎知識から車検基準の詳細、キットの選び方、実際の取り付け手順まで順を追って解説していきます。


ウインカーポジションとは?

ウインカーポジションの仕組み(ポジション灯として常時点灯+ウインカー作動時に消灯して点滅)

ウインカーポジションの仕組みは次のようになっています。

通常時(ウインカーOFF)

ウインカーバルブがポジションランプ(車幅灯)として常時点灯します。ヘッドライト点灯時、フロントのウインカーレンズが淡く光っている状態です。多くの場合、ポジション灯として機能する際は減光して点灯するか、専用の低輝度で光るよう制御されています。

ウインカー作動時

ウインカーレバーを操作してウインカーを作動させると、ポジション機能が消灯(または消灯に相当するレベルまで減光)し、通常のウインカーとして点滅します。これにより、ウインカーの点滅が周囲から明確に視認でき、方向指示器としての機能を損なうことがありません。

ウインカーOFF後

ウインカーの作動が終了すると、再びポジションランプとして常時点灯状態に戻ります。

この一連の動作を実現するために、ウインカーポジションキット(制御ユニット)が使用されます。キットはウインカー信号を検知し、ポジション点灯とウインカー点滅を自動的に切り替える電子制御を行っています。

純正採用車種(北米仕様車など)

ウインカーポジションは日本では後付けカスタムのイメージが強いですが、海外、特に北米市場では多くの車種で純正採用されています。

アメリカの連邦自動車安全基準(FMVSS 108)では、フロントのウインカーランプをポジションランプとして兼用することが認められており、多くのメーカーがこの仕様を採用しています。

純正採用の例

  • 北米仕様のトヨタ車:カムリ、カローラ、RAV4など多くの車種でウインカーポジションが採用されています。日本仕様と北米仕様を比較すると、フロントフェイスの印象がかなり異なります。
  • 北米仕様のホンダ車:シビック、アコード、CR-Vなどで採用実績があります。
  • 欧州車:BMW、メルセデス・ベンツ、アウディなどのドイツ車では、LEDデイタイムランニングライト(DRL)とウインカーを兼用するモデルが増えており、実質的にウインカーポジションと同様の機能を持っています。
  • アメリカ車:フォード、シボレーなど米国メーカーの車両では、ウインカーポジションは標準的な仕様です。

つまり、ウインカーポジション自体は世界的に見れば珍しい仕組みではなく、安全性が確認された上で広く採用されている技術なのです。

ドレスアップ効果(輸入車風の見た目に)

ウインカーポジション化の最大の魅力は、やはりドレスアップ効果です。

フロントウインカーがポジションランプとして常時点灯することで、以下のような見た目の変化が生まれます。

  • フロントフェイスの存在感がアップ:ヘッドライトに加えてウインカー部分も光ることで、正面から見たときの「顔」の印象が華やかになります。
  • 輸入車風のスタイリッシュな外観:BMWやメルセデス・ベンツなどの輸入車に見られるような、洗練されたフロントフェイスに近づけることができます。
  • 夜間の被視認性が向上:ポジションランプの点灯面積が増えることで、対向車や歩行者からの視認性が向上し、安全面でもプラスの効果があります。
  • 個性的な車両表現:国産車でウインカーポジションを装着している車両はまだ少数派のため、駐車場や街中で他車との差別化ができます。

特にクリアレンズやLEDウインカーを装着している車両では、ウインカーポジション化の効果が顕著に表れます。アンバー色の常時点灯が加わることで、高級感のある印象を演出できるでしょう。


ウインカーポジションの車検基準を徹底解説

ウインカーポジションのメリット

ウインカーポジション化を行う上で最も重要なのが車検基準への適合です。ここでは保安基準の具体的な内容を詳しく解説します。

ポジション灯としての基準(色:白or橙/明るさ:300cd以下)

ウインカーをポジションランプとして使用する場合、道路運送車両の保安基準第34条(車幅灯)の規定に適合する必要があります。

色の基準

ポジションランプ(車幅灯)の色は「白色、淡黄色又は橙色」と定められています。ウインカーポジションの場合、ウインカーバルブのアンバー色(橙色)がそのままポジション灯として機能するため、色の基準は問題なくクリアできます。

また、白色LEDをポジション用に別途搭載し、ウインカー作動時にはアンバーLEDに切り替わる高機能なキットも存在します。この場合も白色は車幅灯として認められた色であるため問題ありません。

明るさの基準

車幅灯の光度は300cd(カンデラ)以下と定められています。ウインカーバルブをそのまま全力で点灯させると300cdを超える場合があるため、ウインカーポジションキットには「減光機能」が備わっていることが重要です。

多くのキットでは、ポジション点灯時にウインカーバルブへの電流を制限し、通常のウインカー点滅時よりも暗い光度で点灯するよう設計されています。これにより300cd以下の基準をクリアします。

ウインカー作動時の基準(ポジション消灯→ウインカー点滅)

ウインカー作動時には、方向指示器(ウインカー)としての基準を満たす必要があります。保安基準第41条(方向指示器)では、以下のような規定があります。

  • 点滅回数:毎分60回以上120回以下
  • 光度:昼間に100m先から確認できること
  • 色:橙色(アンバー)
  • 点滅の明確性:他の灯火と紛らわしくないこと

ウインカーポジション化において特に重要なのは「他の灯火と紛らわしくないこと」という規定です。ポジション灯として常時点灯している状態からウインカーが作動した場合、ポジション灯の明るさとウインカーの明るさが区別できなければ、周囲のドライバーがウインカーの点滅を認識できない恐れがあります。

「ウインカー作動時にポジション消灯」が必須条件

車検に適合するための最も重要な条件が、ウインカー作動時にポジション機能が消灯することです。

具体的には、ウインカーレバーを操作した際に、以下のいずれかの動作が求められます。

  1. 完全消灯方式:ウインカー作動時にポジション機能が完全にOFFになり、ウインカーのみが点滅する
  2. 十分な減光方式:ウインカー作動時にポジション灯の明るさが十分に低下し、ウインカーの点滅と明確に区別できる状態になる

現在の車検実務においては、完全消灯方式が最も確実です。減光方式でも基準上は問題ない場合がありますが、検査官の判断に委ねられる部分があるため、確実に車検をパスしたい場合は完全消灯方式のキットを選ぶことをおすすめします。

なお、ハザードランプ作動時も同様に、ポジション機能が消灯してハザードの点滅のみになる必要があります。多くのキットはハザード作動時にも自動で消灯するよう設計されていますが、購入前に確認しておくと安心です。

車検に通るパターンと通らないパターン

具体的な例を挙げて、車検適合・不適合のパターンを整理します。

車検に通るパターン

  • ウインカーバルブをアンバー色で減光点灯(300cd以下)し、ウインカー作動時には完全消灯してウインカー点滅に切り替わるケース
  • 白色LEDをポジション用に追加し、ウインカー作動時に白色LEDが消灯してアンバーウインカーが点滅するケース
  • 左右のポジションが同時に点灯し、ウインカー作動側のみ消灯してウインカー点滅するケース(反対側はポジション点灯のまま)

車検に通らないパターン

  • ウインカー作動時にポジション灯が消灯せず、ポジション点灯のまま明るさが変化するだけのケース(点滅と常時点灯の区別がつきにくい)
  • ポジション灯の明るさが300cdを大幅に超えているケース
  • ポジション灯の色が青色や緑色など、基準外の色であるケース
  • ポジション灯の点灯が不安定で、ちらつきや点滅が発生しているケース
  • 左右のポジション灯の明るさや色が大きく異なるケース

車検に関して不安がある場合は、事前にテスター屋(予備検査場)で確認してもらうことをおすすめします。テスター屋では実際の車検と同様の検査を受けられるため、本番前に問題点を把握できます。


ウインカーポジションキットの選び方

ウインカーポジションキットにはさまざまな種類があります。ここでは選ぶ際に注目すべきポイントを解説します。

減光タイプ vs 消灯タイプ

ウインカーポジションキットは大きく分けて「減光タイプ」と「消灯タイプ」の2種類があります。

減光タイプ

減光タイプは、ウインカー作動時にポジション灯を完全には消さず、大幅に減光(暗く)する方式です。ウインカーが点滅していない瞬間にもわずかにポジション灯が光っているため、常にフロントフェイスのライトが途切れない上質な印象を演出できます。

ただし、減光の程度によっては車検時に「ウインカーの点滅が紛らわしい」と判断されるリスクがあります。減光率が高い(ポジション灯がかなり暗くなる)製品であれば問題ないケースが多いですが、車検場や検査官によって判断が分かれる可能性があります。

消灯タイプ

消灯タイプは、ウインカー作動時にポジション灯が完全に消灯する方式です。ウインカー作動時の動作が明確で、方向指示器としての機能を損なうリスクが最も低い方式です。

車検への適合を最優先に考える場合は消灯タイプが安心です。見た目の面ではウインカー作動時にポジション灯が消えるため、減光タイプに比べるとやや途切れ感がありますが、実用上はまったく問題ありません。

おすすめは消灯タイプです。車検で余計な心配をしたくない方は、迷わず消灯タイプを選びましょう。

車種別対応と汎用タイプの違い

ウインカーポジションキットには「車種別対応タイプ」と「汎用タイプ」があります。

車種別対応タイプ

特定の車種に合わせて設計されたキットで、以下のメリットがあります。

  • カプラーオン設計:車種専用のコネクタが付属しており、配線の加工が不要な場合が多い
  • 取り付けが簡単:車種ごとの取り付けマニュアルが用意されている
  • 動作の安定性:車種固有の電装系に合わせた設計がされているため、誤動作が少ない
  • CANバス対応:近年の車両に多いCANバス通信に対応した製品もあり、エラー表示が出にくい

汎用タイプ

車種を問わず使用できる汎用設計のキットで、以下の特徴があります。

  • 価格が安い:車種別対応品に比べて一般的にリーズナブル
  • 幅広い車種に対応:年式や車種を問わず使用可能
  • 配線加工が必要な場合がある:車種に応じた配線の接続や加工が必要になることがある
  • 電装系との相性問題:車種によってはLED球との組み合わせでちらつきが発生したり、CANバスエラーが出る場合がある

DIY初心者の方や確実な動作を求める方は車種別対応タイプ、コストを抑えたい方や電装系の知識がある方は汎用タイプがおすすめです。

配線の難易度

ウインカーポジションキットの取り付け難易度は、キットの種類と車種によって異なります。

難易度:低

  • カプラーオンタイプの車種別キット:コネクタを差し替えるだけで完了。配線の知識がなくても取り付け可能
  • 所要時間の目安:30分〜1時間

難易度:中

  • 汎用キットでギボシ端子やエレクトロタップを使用するタイプ:配線の被覆を剥く作業や端子の圧着が必要
  • 所要時間の目安:1〜2時間

難易度:高

  • 汎用キットで配線のハンダ付けが必要なタイプ:確実な接続のためにハンダ付けの技術が求められる
  • CANバス制御車両への取り付け:車両のコンピュータとの通信を考慮した接続が必要
  • 所要時間の目安:2〜3時間

自信がない場合は、カー用品店やカーディーラー、電装専門店に取り付けを依頼することも選択肢です。工賃の目安は5,000〜15,000円程度で、車種や作業内容によって変動します。


ウインカーポジションの取り付け方法

ウインカーポジションキットの取り付け手順

ここでは汎用的なウインカーポジションキットの取り付け手順を解説します。車種やキットによって細部は異なりますが、基本的な流れは共通しています。

必要な道具

取り付けに必要な道具は以下のとおりです。事前に準備しておくと作業がスムーズに進みます。

  • 検電テスター(テストライト):配線の通電確認に使用します。ウインカー線やポジション線の特定に必須です。
  • 配線コネクタまたはエレクトロタップ:配線同士の接続に使用します。キットに付属している場合もあります。
  • 電工ペンチ:ギボシ端子の圧着や配線の被覆剥きに使用します。
  • 絶縁テープまたは収縮チューブ:接続部分の絶縁処理に使用します。ショート防止のために必ず使用してください。
  • 内張り剥がし(樹脂製):内装パネルの取り外しに使用します。金属製のものを使うとパネルに傷がつくため、樹脂製がおすすめです。
  • ドライバーセット(プラス・マイナス):パネルやカバーの脱着に使用します。
  • 結束バンド(タイラップ):配線の固定に使用します。配線がブラブラしていると異音の原因になったり、可動部に巻き込まれる恐れがあるため、しっかり固定しましょう。
  • 作業用手袋:怪我防止と汚れ防止のために着用します。

配線手順(4ステップ)

以下の4ステップで取り付け作業を進めます。作業前に必ずバッテリーのマイナス端子を外してください。これはショート防止のための安全対策として極めて重要です。

STEP
バッテリーの切り離しと配線の確認

まず、バッテリーのマイナス端子を外します。次に、ウインカー周辺の配線にアクセスするために、必要に応じて内装パネルやヘッドライト周辺のカバーを取り外します。

検電テスターを使用して、以下の配線を特定します。

  • ウインカー信号線(ウインカーレバー操作時に通電する線)
  • ポジション信号線(ポジションランプ点灯時に通電する線)
  • アース線(ボディアースに接続されている線)

配線の色は車種によって異なりますが、車両の配線図(整備書やインターネットで入手可能)を参照すると確実に特定できます。

STEP
ウインカーポジションキットの配線接続

キットの説明書に従って、各配線を接続します。一般的なキットでは以下のような接続になります。

  • キットの「ウインカー入力線」→車両のウインカー信号線に接続
  • キットの「ポジション入力線」→車両のポジション信号線に接続
  • キットの「出力線」→ウインカーバルブへの給電線に接続
  • キットの「アース線」→ボディアースに接続

接続にはエレクトロタップやギボシ端子を使用します。接続部分は必ず絶縁テープまたは収縮チューブで処理し、ショートを防止してください。

左右それぞれのウインカーに対して同じ作業を行います。キットによっては左右一体型のものもあり、この場合は中央のコントロールユニットから左右に配線が分岐します。

STEP
動作確認

配線の接続が完了したら、バッテリーのマイナス端子を再接続し、動作確認を行います。以下の項目をすべてチェックしてください。

  • ポジション点灯確認:ポジションランプをONにした際に、ウインカー部分がポジション灯として点灯するか
  • 減光・消灯確認:ウインカーを作動させた際に、ポジション灯が消灯(または十分に減光)してウインカーのみが点滅するか
  • 左右独立動作確認:右ウインカー作動時は右のポジションのみ消灯し、左のポジションは点灯を維持するか(左ウインカーも同様)
  • ハザード確認:ハザードランプ作動時に左右のポジションが消灯してハザードのみが点滅するか
  • 点滅速度確認:ウインカーの点滅速度が正常か(ハイフラッシャー現象が起きていないか)
  • 異常発熱確認:キットや配線接続部に異常な発熱がないか

特に点滅速度については注意が必要です。LEDバルブに交換した場合、消費電力の違いからウインカーの点滅速度が異常に速くなる「ハイフラッシャー(ハイフラ)」現象が起きることがあります。この場合はハイフラ防止抵抗(キャンセラー)の追加が必要です。

STEP
配線の固定と内装の復元

動作確認が問題なければ、キットのコントロールユニットと配線を結束バンドで固定します。固定の際は以下の点に注意してください。

  • 熱源から離す:エンジンルーム内の場合、排気管やエンジンブロックなどの高温部分から離して固定する
  • 可動部を避ける:ステアリング周辺の可動部やワイパーリンクなど、動く部品に配線が接触しないようにする
  • 水がかからない位置に設置:雨水が直接かかる場所は避け、可能であれば防水処理を施す
  • 余った配線をまとめる:配線が長すぎる場合はたるみを持たせて束ね、走行中の振動でも緩まないように固定する

配線の固定が完了したら、取り外した内装パネルやカバーを元に戻します。クリップの破損がないか確認しながら、確実にはめ込んでください。


おすすめウインカーポジションキット3選

ここでは信頼性と人気の高いウインカーポジションキットを3つご紹介します。

1. ヴァレンティ ウインカーポジションプレミアム

ヴァレンティ(Valenti)は国内の自動車用LED製品メーカーとして高い知名度を誇ります。

特徴

  • 消灯タイプで車検適合の安心設計
  • 車種別カプラーオンモデルが豊富で、トヨタ・ホンダ・スバルなど国産車の主要車種をカバー
  • 高品質な制御ユニットにより安定動作を実現
  • ハザード連動消灯機能を標準装備
  • 取り付け説明書が丁寧で、DIY初心者にも親切

対応車種例:86/BRZ、プリウス、アクア、ハリアー、ヴォクシー、フィットなど

価格帯:5,000〜10,000円程度

2. エーモン ウインカーポジションキット

自動車用電装パーツの老舗ブランドであるエーモン(amon)のウインカーポジションキットです。

特徴

  • 汎用タイプで幅広い車種に対応
  • 減光率の調整が可能なモデルもあり、好みに応じた設定ができる
  • 消灯タイプと減光タイプの両方をラインナップ
  • リーズナブルな価格設定でコストパフォーマンスが高い
  • エーモンの他の電装パーツとの組み合わせがしやすい
  • 配線に関する詳細な説明書付き

対応車種:汎用タイプのため、12V車であればほぼ全車種に対応

価格帯:3,000〜7,000円程度

3. ブレイス ウインカーポジションユニット

ブレイス(Braith)は自動車用アクセサリーを手がけるメーカーで、手頃な価格帯のウインカーポジションユニットを展開しています。

特徴

  • コンパクトなユニットサイズで設置場所を選ばない
  • 消灯タイプで車検適合
  • 汎用タイプで幅広い車種に対応
  • 配線接続用のエレクトロタップが付属しており、追加購入不要
  • エントリーモデルとして手軽に試せる価格設定

対応車種:汎用タイプのため12V車全般に対応

価格帯:2,000〜5,000円程度

キット選びのまとめ

  • 確実な適合と簡単な取り付けを求めるなら → ヴァレンティ(車種別対応)
  • コスパと汎用性のバランスを求めるなら → エーモン(汎用)
  • まずは手軽に試してみたいなら → ブレイス(汎用・低価格)

【Q&A】よくある質問

ウインカーポジションは違法ですか?

保安基準を満たしていれば合法です。ポジション灯としての色(白色または橙色)、明るさ(300cd以下)、ウインカー作動時の消灯が正しく機能していれば、車検にも適合します。ただし、基準を満たさない製品や不適切な取り付けを行った場合は整備不良として取り締まりの対象となる可能性がありますので、必ず基準を確認した上で施工してください。

ウインカーポジション化するとハイフラ(ハイフラッシャー)になりますか?

ウインカーポジションキットの取り付け自体ではハイフラは発生しません。ハイフラは主にウインカーバルブを消費電力の低いLEDに交換した際に起こる現象です。ウインカーポジションキットは純正バルブのまま使用することも可能で、その場合はハイフラの心配はありません。LEDウインカーバルブと併用する場合は、ハイフラ防止抵抗やICウインカーリレーを追加することで対策できます。

ウインカーポジションの取り付けを業者に依頼する場合、工賃はいくらくらいですか?

工賃は車種やキットの種類、作業店舗によって異なりますが、一般的な目安は5,000〜15,000円程度です。カプラーオンタイプの車種別キットであれば比較的安価に、汎用キットで配線加工が多い場合はやや高めになります。カー用品店、ディーラー、電装専門店のいずれでも依頼可能ですが、電装カスタムの実績が豊富な専門店に依頼すると安心です。事前に見積もりを取ることをおすすめします。

ウインカーポジション化はリアのウインカーにも必要ですか?

リアウインカーのポジション化は必須ではありません。一般的にウインカーポジション化はフロントのみに施工するケースがほとんどです。リアにもポジション化を施す場合は、テールランプ(尾灯)との兼ね合いや保安基準の追加条件を確認する必要があります。フロントのみの施工でも十分なドレスアップ効果が得られますので、まずはフロントから始めることをおすすめします。

ウインカーポジションキットを取り外すと元に戻せますか?

はい、ウインカーポジションキットは取り外して元の状態に戻すことが可能です。カプラーオンタイプのキットであれば、コネクタを外して純正のコネクタに戻すだけで原状復帰できます。汎用タイプでエレクトロタップを使用した場合も、タップを外して配線を絶縁処理すれば元に戻せます。ただし、配線を切断してハンダ付けで接続した場合は、復帰にやや手間がかかります。将来的に元に戻す可能性がある場合は、配線を切断しない方法(カプラーオンまたはエレクトロタップ)で施工することをおすすめします。

デイライト(DRL)とウインカーポジションの違いは何ですか?

デイライト(デイタイムランニングライト/DRL)は昼間走行灯とも呼ばれ、昼間の被視認性向上を目的として常時点灯するライトです。一方、ウインカーポジションはポジションランプ(車幅灯)としてウインカーを点灯させる仕組みです。機能としては似ていますが、保安基準上の分類が異なり、DRLには昼間走行灯としての基準(色:白色、光度:400cd以上など)が適用されます。欧州車では DRLとウインカーを兼用している例も多く、デザイン的にも近い印象になります。

ウインカーポジション化でバッテリーへの影響はありますか?

ウインカーポジション化によるバッテリーへの影響はごくわずかです。ポジション灯として点灯する際の消費電力は、減光された状態であれば数ワット程度です。通常の車両の充電系統であれば十分にまかなえる電力量であり、バッテリー上がりの原因になることはほぼありません。ただし、バッテリーが劣化している車両や、多数の電装品を追加している車両では、念のためバッテリーの状態を確認しておくと安心です。


まとめ

ウインカーポジション化について、仕組みから車検基準、キットの選び方、取り付け方法まで詳しく解説してきました。最後にポイントを整理します。

  • ウインカーポジションは車検基準を守れば合法:ポジション灯の色(白色または橙色)、明るさ(300cd以下)、ウインカー作動時の消灯の3条件がポイント
  • 車検適合には消灯タイプがおすすめ:ウインカー作動時にポジションが完全消灯する方式が最も確実に車検に通る
  • キットは車種別対応タイプが安心:カプラーオン設計で取り付けが簡単、動作も安定
  • 取り付けはDIYでも可能:必要な道具を揃え、4ステップの手順に沿って作業すれば自分でも施工可能。不安なら専門店に依頼を
  • 北米仕様車では標準的な仕様:ウインカーポジション自体は世界的に広く採用されている安全な技術

ウインカーポジション化は、比較的手軽にできるカスタムでありながら、車両の印象を大きく変えるドレスアップ効果があります。輸入車のような洗練されたフロントフェイスを実現したい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

ただし、車検基準の遵守は絶対条件です。キット選びの際は必ず車検対応品であることを確認し、取り付け後は正しく動作するか入念にチェックしてから公道を走行するようにしましょう。安全で合法的なカスタムを楽しんでいただければ幸いです。

目次