HIDバルブの規格と違い|D2S・D2R・D4S・D4Rの見分け方と選び方

HIDバルブの規格と違い|アイキャッチ画像

純正HIDのバルブには主にD2S・D2R・D4S・D4Rの4種類があります。「2」と「4」は電圧と水銀の有無、「S」と「R」はヘッドライトの形式の違いで、4つとも口金の形が違うため付け替えはできません。

この記事では、4種類の違いと見分け方、HIDのまま交換するかLEDにするかの選び方、おすすめのバルブをまとめました。

【結論】HIDバルブの交換はこの2択

💡 HIDのまま・安く替えたい
→ HID屋 純正交換HIDバルブ(D2 ¥4,930/D4 ¥5,900・車検対応色あり)
⚡ 点灯直後から明るくしたい(LED化)
→ HID屋 Dシリーズ(純正バラストに挿すだけ・¥10,680)
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目次

D2S・D2R・D4S・D4Rの違い【早見表】

D2S

ヘッドライト
プロジェクター式
電圧・水銀
85V・水銀あり
口金
P32d-2

D2R

ヘッドライト
リフレクター式(遮光膜あり)
電圧・水銀
85V・水銀あり
口金
P32d-3

D4S

ヘッドライト
プロジェクター式
電圧・水銀
42V・水銀フリー
口金
P32d-5

D4R

ヘッドライト
リフレクター式(遮光膜あり)
電圧・水銀
42V・水銀フリー
口金
P32d-6

※口金の呼び名は国際規格(UNECE Regulation No.99)。末尾の数字が違うと物理的に取り付けられません。

「2」と「4」の違い

D2
85V・水銀あり(古い世代)
D4
42V・水銀フリー(2006年ごろ以降の車に多い)
注意
電圧が違うのでバラストは共通ではない

「S」と「R」の違い

S
プロジェクター式用。レンズ内のシェードでカットラインを作る
R
リフレクター式用。ガラス管の黒い遮光膜で上に漏れる光を防ぐ
注意
付け替えると配光が崩れ、対向車がまぶしくなる

詳しくはD2SとD2Rの違いの記事、D4S LED化の記事でも解説しています。

▶ 自分の車の規格を調べる方法(タップで開く)
  1. ヘッドライトの中に丸いレンズがあればプロジェクター式(S)、お椀型の反射板ならリフレクター式(R)
  2. 今のバルブの台座の刻印(「D2S」「D4R」など)を見る
  3. 取扱説明書の電球の仕様や、メーカーの車種別適合表で確認する

HIDのまま交換か、LEDにするか

HIDのまま交換

向いている人
純正の見た目・色味のまま安く直したい
費用
HID屋なら2個¥4,930〜
注意
点灯直後は暗く、明るくなるまで数秒かかる

LEDに交換(ポン付け)

向いている人
点灯直後から明るくしたい・白い光にしたい
費用
HID屋 Dシリーズで2個¥10,680
注意
不適合車種・裏蓋のスペースを確認

🔎 交換の目安

  • 明るさが落ちた・左右で色が違う
  • ピンクや紫っぽい色になってきた
  • 点灯がちらつく・たまに消える(バラスト故障のこともある)

HIDのまま交換するなら

HID屋 純正交換HIDバルブ D2S/D2R・D4S/D4R

D2S/D2R
35W・¥4,930(2個)・★4.70(33件)
D4S/D4R
35W・¥5,900(2個)・★4.86(37件)
色
6000K・4300K(車検対応)/8000K
保証
1年

純正バラストのまま差し替えられる交換用のHIDバルブです。車検対応の色は6000Kと4300K。8000Kは青みが強く、白色と判定されないおそれがあります。

日本ライティング 純正HID交換用バルブ(国内メーカー)

D2S/D2R
WH203(4300K)/WH210(6000K)・¥11,330(2個)
D4S/D4R
WH204(4300K)/WH221(6000K)・¥11,330(2個)
消費電力
35W
保証
1年

国内メーカー日本ライティングの交換用HIDバルブです。D2R・D4R用は遮光膜付き。価格はHID屋の2倍ほどですが、国内メーカー品を選びたい人に。


LEDにするなら

HID屋 LEDヘッドライト Dシリーズ(D2S/D2R/D4S/D4R)

対応
D2S・D4S/D2R専用/D4R専用
明るさ
片側20,200cd(シリーズ内の1種類で測定)
色
ホワイト 6500K
取り付け
純正バラストに接続(配線加工なし)
保証
2年
販売価格
¥10,680(税込・2個)

純正バラストに挿すだけでLED化できるポン付けタイプ。メーカーは純正HIDの3.1倍(1灯カンデラ測定)とうたっています。車種によって合わない場合があるので、商品ページの不適合リストを確認しましょう。合わない車にはDSシリーズもあります。


HIDバルブの交換方法(高電圧に注意)

  1. 準備:エンジンとライトを切り、10分以上待つ。HIDは点灯時に高電圧がかかるので、バッテリーのマイナス端子を外す
  2. 外す:ヘッドライト裏のカバーを外し、コネクターを抜いて固定リングを回して取り出す
  3. 付ける:ガラス部分を素手で触らないように差し込み、固定してコネクターをつなぐ
  4. 確認:バッテリーを戻して点灯確認。左右の色と、カットラインを壁で確認

【Q&A】HIDバルブのよくある質問

D2SとD4Sの違いは?

D2Sは85Vで水銀あり、D4Sは42Vで水銀フリーです。電圧が違うのでバラストは共通ではなく、口金の形も違う(P32d-2とP32d-5)ため付け替えられません。

D2SとD2Rの違いは?

D2Sはプロジェクター式、D2Rはリフレクター式用で、D2Rのガラス管には黒い遮光膜があります。口金の形も違うため付け替えはできません。

HIDバルブの色は何ケルビンなら車検に通りますか?

ケルビン数の規定はなく、条件は「白色」であることです。青みの強い8000K以上は白色と判定されないおそれがあるので、6000Kや4300Kが無難です。

HIDからLEDにするとどれくらい明るくなりますか?

製品によりますが、HID屋のDシリーズはメーカーが純正HIDの3.1倍(1灯カンデラ測定)としています。LEDは点灯直後から最大の明るさになるのも利点です。

まとめ

  • 違い:D2=85V・水銀あり、D4=42V・水銀フリー。S=プロジェクター、R=リフレクター。4種類とも付け替え不可
  • HIDのまま:HID屋 純正交換HIDバルブ(車検対応色は6000K・4300K)
  • LED化:HID屋 Dシリーズ(純正バラストに挿すだけ)
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