車のライトをLEDバルブに交換したいけれど、「種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」と悩んでいませんか。H4、H11、T10、T16、D2S……と形状名だけでも数多くあり、初めての方にとっては混乱しやすいポイントです。
この記事では、車用LEDバルブの種類を用途別・形状別にすべて網羅し、選び方のポイントからおすすめ製品まで徹底的に解説します。最後まで読めば、自分の車に合ったLEDバルブを迷わず選べるようになります。
この記事でわかること
- 車に使われるLEDバルブの種類一覧
- LEDバルブの選び方【5つの共通ポイント】
- 用途別おすすめLEDバルブ【HID屋の商品ラインナップ】
- LEDバルブ交換の基本手順

【結論】LEDバルブは「形状」と「用途」で選べば失敗しない
最初に結論をお伝えします。LEDバルブ選びで失敗しないためには、「バルブの形状」と「使用する用途」の2つを正しく把握することが最も重要です。
車には多くのライトが搭載されていますが、それぞれに使われるバルブの形状は決まっています。ヘッドライトにはH4やH11、ウインカーにはT20やS25、ポジションランプにはT10といったように、用途ごとに規格化されているのです。
つまり、以下の2ステップで最適なLEDバルブを見つけることができます。
- 自分の車のバルブ形状を調べる(車種別適合表や取扱説明書で確認)
- 用途に合った性能のLEDバルブを選ぶ(明るさ・色温度・車検対応など)
この記事ではこの流れに沿って、すべてのバルブ形状と用途を解説していきます。
車に使われるLEDバルブの種類一覧

車に使用されるLEDバルブは、大きく分けて以下の6つの用途に分類できます。
- ヘッドライト用
- HID交換用
- フォグランプ用
- ウインカー用
- バックランプ用
- ポジション・ルームランプ・ナンバー灯用
それぞれ対応するバルブ形状が異なりますので、順番に詳しく見ていきましょう。
ヘッドライト用(H4/H7/H11/HB3/HB4/HIR2)
ヘッドライトは車のライトの中で最も重要な部分であり、夜間走行の安全性を大きく左右します。ハロゲンバルブからLEDバルブへの交換で、明るさと視認性を大幅に向上させることが可能です。
H4バルブは、1つのバルブでロービームとハイビームの切り替えができる「ダブルフィラメント」タイプです。軽自動車やコンパクトカーをはじめ、多くの国産車で採用されている最もポピュラーな形状です。LEDバルブへの交換需要も最も高い形状といえます。H4バルブを選ぶ際は、ロー・ハイの配光がしっかりと切り替わるかどうかが重要なチェックポイントになります。
H7バルブは、主にロービーム専用として使用される形状です。欧州車やスポーツカーに多く採用されており、H4と比較すると対応車種はやや限られますが、根強い需要があります。
H11バルブは、ロービーム専用バルブとして近年の国産車で採用が増えている形状です。トヨタやホンダの中型車・大型車で多く見られます。フォグランプと共通の形状であるため、汎用性の高さも特徴です。
HB3バルブは、主にハイビーム専用として使用されます。ロービームにH11やHB4を使用している車種で、ハイビーム側にHB3が採用されるケースが多いです。
HB4バルブは、ロービームまたはフォグランプに使用される形状です。トヨタ車を中心に広く採用されていましたが、近年はH11への移行が進んでいます。
HIR2バルブは、トヨタのアクアやヴィッツ(ヤリス)など、一部のトヨタ車で採用されているロービーム用バルブです。HB3やHB4と似た外観ですが、遮光塗料の有無など細かい違いがあります。対応するLEDバルブは限られるため、購入前に車種適合を必ず確認してください。
HID交換用(D2S/D2R/D4S/D4R)
純正HID(キセノン)ヘッドライトが装着されている車両で、HIDバーナーからLEDバルブに交換するための形状です。
D2Sバルブは、プロジェクタータイプのHIDヘッドライトに使用される形状です。2000年代以降の多くの車種で標準採用されています。レンズカットではなくプロジェクターレンズで配光を制御するため、LEDバルブへの交換時にも比較的きれいな配光が得られます。
D2Rバルブは、リフレクタータイプのHIDヘッドライトに使用される形状です。D2Sとは遮光板の形状が異なり、互換性はありません。リフレクタータイプは配光の制御がやや難しいため、LEDバルブ選びでは配光性能に定評のある製品を選ぶことが重要です。
D4Sバルブは、水銀フリーのプロジェクタータイプHID用バルブです。環境規制の強化に伴い、2006年頃からトヨタ車を中心に採用が広がりました。D2Sとは電気的仕様が異なるため、互換性はありません。
D4Rバルブは、水銀フリーのリフレクタータイプHID用バルブです。D4Sと同様にトヨタ系の車種で採用されています。D2R同様、リフレクター式のため配光の再現性が重要になります。
HIDからLEDへの交換では、バラスト(安定器)の取り外しや配線処理が必要になるケースもあるため、作業の難易度がやや高めです。ただし、最近の製品ではバラストをそのまま活かせるタイプも登場しており、交換のハードルは下がっています。
フォグランプ用(H8/H11/H16/HB4/PSX26W)
フォグランプは、霧や雨天時の視認性向上を目的としたランプです。近年はファッション性を重視して、イエロー(黄色)バルブを装着する方も増えています。
H8バルブは、35Wのフォグランプ用バルブです。H11やH16と口金が共通のため、互換性があります。多くの国産車でフォグランプに採用されている定番形状です。
H11バルブは、55Wのヘッドライト兼フォグランプ用バルブです。H8と口金が同じため互換性がありますが、元々の消費電力が異なる点に注意が必要です。LEDバルブの場合は消費電力が大幅に下がるため、実用上の問題はほとんどありません。
H16バルブは、19Wのフォグランプ専用バルブです。こちらもH8・H11と口金が共通です。トヨタ車やスバル車で多く採用されています。
HB4バルブは、先述のとおりフォグランプにも使用される形状です。やや古い年式の車に多く見られます。
PSX26Wバルブは、一部のスバル車やトヨタ車で採用されているフォグランプ用バルブです。対応製品が限られるため、購入前の適合確認が特に重要です。
ウインカー用(T20/S25)
ウインカーは、方向指示器として安全運転に欠かせないランプです。LEDバルブに交換することで、点灯速度が速くなり、視認性が向上します。
T20バルブは、国産車のウインカーで最も多く採用されている形状です。ピンチ部(差し込み部分)が違いの異なる「ウェッジタイプ」で、シングル球とダブル球があります。ウインカー用にはシングル球(T20シングル)が使用されます。アンバー(オレンジ)色のLEDバルブを選ぶ必要があります。
S25バルブは、口金にピンがあるタイプのバルブです。ピンの角度が150度のもの(S25 150°ピン角違い)がウインカー用として使用されます。欧州車や一部の国産車で採用されています。
ウインカーをLED化する際に注意すべきなのが「ハイフラ現象」です。LEDバルブは消費電力が低いため、車の回路が「球切れ」と誤判断し、ウインカーが高速点滅してしまう現象が起こります。これを防ぐには、抵抗器を別途取り付けるか、ハイフラ防止機能が内蔵されたLEDバルブを選ぶ必要があります。
バックランプ用(T16/T20)
バックランプ(後退灯)は、バック時に後方を照らすランプです。純正のハロゲンバルブでは暗いと感じる方が多く、LED化の効果を実感しやすい箇所です。
T16バルブは、バックランプ用として最も多く採用されている形状です。T10と似た外観ですが、サイズがひと回り大きく、互換性はありません。LEDバルブに交換すると、後方の明るさが劇的に改善されます。バック時の安全性向上にも直結するため、LED化のメリットが大きい箇所です。
T20バルブは、一部の車種でバックランプに使用されています。ウインカーと同じ形状ですが、バックランプ用にはホワイト(白色)のLEDバルブを選んでください。
ポジション・ルーム・ナンバー灯用(T10)
T10バルブは、車内外のさまざまな場所で使用される汎用性の高いウェッジタイプのバルブです。
主な使用箇所は以下のとおりです。
- ポジションランプ(車幅灯):ヘッドライトの横に位置し、薄暮時や駐車時に点灯するランプ
- ルームランプ(室内灯):車内を照らすランプ
- ナンバー灯(ライセンスランプ):ナンバープレートを照らすランプ
- ラゲッジランプ:荷室を照らすランプ
T10は最も手軽にLED化できるバルブで、交換作業も簡単です。価格も比較的安いため、LED化の入門として最初に手をつける方が多い箇所でもあります。ポジションランプについては車検対応の白色を選ぶようにしましょう。
各バルブ形状の早見表
以下の表で、バルブ形状と用途の対応関係を一覧で確認できます。
| バルブ形状 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| H4 | ヘッドライト(Hi/Lo切替) | 最も普及率が高い。ダブルフィラメント |
| H7 | ヘッドライト(ロービーム) | 欧州車・スポーツカーに多い |
| H11 | ヘッドライト/フォグランプ | 近年の国産車で採用増。H8/H16と互換性あり |
| HB3 | ヘッドライト(ハイビーム) | ハイビーム専用として広く採用 |
| HB4 | ヘッドライト/フォグランプ | やや古い車種に多い |
| HIR2 | ヘッドライト(ロービーム) | 一部トヨタ車で採用 |
| D2S | HIDヘッドライト(プロジェクター) | 純正HID車のLED化に |
| D2R | HIDヘッドライト(リフレクター) | 純正HID車のLED化に |
| D4S | HIDヘッドライト(プロジェクター) | トヨタ系に多い。水銀フリー |
| D4R | HIDヘッドライト(リフレクター) | トヨタ系に多い。水銀フリー |
| H8 | フォグランプ | 35W。H11/H16と互換性あり |
| H16 | フォグランプ | 19W。H8/H11と互換性あり |
| PSX26W | フォグランプ | スバル・一部トヨタ車向け |
| T20 | ウインカー/バックランプ | 国産車で最も多い |
| S25 | ウインカー | ピン角度に注意 |
| T16 | バックランプ | T10より大きい。バック灯の定番 |
| T10 | ポジション/ルーム/ナンバー灯 | 最も汎用的な小型バルブ |
LEDバルブの選び方【5つの共通ポイント】

バルブの形状がわかったら、次は具体的なLEDバルブの選び方です。どの用途のバルブにも共通する5つのポイントを押さえておきましょう。
①自分の車のバルブ形状を確認する方法
LEDバルブ選びの第一歩は、自分の車に使われているバルブの形状を正確に把握することです。間違った形状のバルブを購入してしまうと、物理的に装着できません。確認方法は主に3つあります。
方法1:車の取扱説明書で確認する
取扱説明書の「メンテナンス」や「電球交換」のページに、各ランプのバルブ形状が記載されています。最も確実な方法です。
方法2:メーカーの車種別適合表で確認する
LEDバルブメーカーの多くが、ウェブサイト上で車種別適合表を公開しています。車種名・年式・型式を入力するだけで、対応するバルブ形状を一覧で確認できます。HID屋の公式サイトにも車種別適合表が用意されています。
方法3:実際にバルブを取り外して確認する
現在装着されているバルブを取り外し、バルブ本体に刻印されている型番を直接確認する方法です。やや手間はかかりますが、最も間違いのない方法です。
なお、年式やグレードによって同じ車種でもバルブ形状が異なる場合があります。特にマイナーチェンジ前後では変更されていることがあるため、年式と型式まで正確に確認することが大切です。
②明るさ(ルーメン)の目安
LEDバルブの明るさは「ルーメン(lm)」という単位で表されます。数値が大きいほど明るくなりますが、用途によって必要な明るさは異なります。
ヘッドライト用は、片側3,000〜5,000lm程度が実用的な明るさです。あまりに明るすぎると対向車への眩惑(グレア)の原因になるため、適切な配光性能を備えた製品を選ぶことが重要です。近年は片側10,000lmを超える超高輝度モデルも登場していますが、明るさだけでなく配光の質にも注目してください。
フォグランプ用は、片側2,000〜3,500lm程度が目安です。フォグランプは視界補助が目的であるため、ヘッドライトほどの明るさは必要ありませんが、しっかりと路面を照らせる明るさは確保したいところです。
ウインカー用は、他の交通参加者から確実に視認される明るさがあれば十分です。一般的に片側500〜1,000lm程度で問題ありません。
バックランプ用は、片側1,000〜2,000lm程度あると、夜間のバック駐車が格段に楽になります。特にT16の爆光モデルは後方の視認性を大幅に改善できるため人気があります。
ポジション・ナンバー灯用は、片側100〜200lm程度で十分です。あまり明るすぎると車検に通らない場合や、周囲に迷惑をかける可能性があるため注意しましょう。
③色温度(ケルビン)の選び方
色温度は「ケルビン(K)」で表され、光の色味を示す数値です。数値が低いほど黄色っぽく(暖色系)、高いほど青白く(寒色系)なります。
3,000K前後:イエロー(黄色)。フォグランプでの雨天・霧用途に人気
4,300K前後:純白に近いやや暖かみのある白。純正HIDに近い色味
6,000K前後:クールホワイト。最も人気の高い色温度。車検にも対応
6,500K以上:青白い光。ファッション性は高いが視認性がやや落ちる
ヘッドライトやフォグランプで車検に対応するのは、白色(概ね6,500K以下)です。あまりに青白い光は車検不適合になる可能性があるため、6,000K前後を選ぶのが安全です。
フォグランプについては、ホワイト(6,000K)とイエロー(3,000K)の2色切替タイプが近年のトレンドです。天候や状況に応じて色を切り替えられるため、1つのバルブで2通りの使い方ができる利便性が魅力です。
④車検対応かどうか
LEDバルブに交換する際、車検に通るかどうかは多くの方が気にするポイントです。車検で確認される主な項目は以下のとおりです。
ヘッドライト
- 色:白色であること
- 明るさ:規定の光度を満たすこと
- 配光(カットライン):対向車を眩惑しない適切な配光パターンであること
フォグランプ
- 色:白色または淡黄色であること(左右同色)
- 取付位置・数:規定の範囲内であること
ウインカー
- 色:橙色(アンバー)であること
- 点滅回数:毎分60〜120回の範囲内であること
ポジションランプ
- 色:白色であること
- 明るさ:300cd(カンデラ)以下であること
バックランプ
- 色:白色であること
- 明るさ・個数:規定内であること
車検対応を明記している製品を選べば基本的に問題ありませんが、安価な製品の中には「車検対応」と記載しながらも実際には配光が乱れているものもあります。信頼できるメーカーの製品を選ぶことが、車検対応の観点からも重要です。
⑤保証付きメーカー品を選ぶ
LEDバルブは精密な電子部品であるため、品質のばらつきが性能に大きく影響します。安価な無名ブランドの製品は、初期不良や短寿命のリスクが高い傾向にあります。
信頼できるメーカー品を選ぶメリットは以下のとおりです。
- 品質管理が徹底されている:安定した明るさと配光が得られる
- 保証期間が設定されている:万が一の不具合時にも交換対応が可能
- 車種別適合情報が充実している:自分の車に適合するかどうかを事前に確認できる
- 取付サポートがある:初めての方でも安心して交換できる
特にヘッドライト用LEDバルブは、保証期間が1年以上ある製品を選ぶことをおすすめします。HID屋では最大2年間の保証を提供しており、初期不良から経年劣化まで幅広く対応してもらえるため安心です。
用途別おすすめLEDバルブ【HID屋の商品ラインナップ】
ここからは、各用途におすすめのLEDバルブを具体的にご紹介します。信頼性と性能のバランスに優れたHID屋の商品ラインナップを中心にお伝えします。
ヘッドライト→Mシリーズ/SEシリーズ
ヘッドライト用LEDバルブとして、HID屋では2つのシリーズを展開しています。
Mシリーズは、HID屋のフラッグシップモデルです。独自設計の高性能LEDチップを搭載し、純正ハロゲンの配光を忠実に再現しながら圧倒的な明るさを実現しています。特にH4タイプでは、ロー・ハイの切替時にも正確なカットラインが出るため、車検にもしっかり対応します。放熱性能にも優れた設計で、長時間の使用でも明るさの低下が少ないのが特徴です。
SEシリーズは、コストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルです。必要十分な明るさと配光性能を備えながら、手頃な価格で購入できます。初めてLEDバルブに挑戦する方や、予算を抑えたい方におすすめです。SEシリーズでも車検対応の配光パターンはしっかり確保されていますので、安心してお使いいただけます。
いずれのシリーズも、H4/H7/H11/HB3/HB4/HIR2といった主要な形状をラインナップしています。車種適合表と合わせて確認してみてください。
フォグランプ→2色切替モデル
フォグランプ用としておすすめなのが、HID屋の2色切替LEDフォグバルブです。
スイッチ操作なしで、点灯・消灯を繰り返すだけでホワイト(6,000K)とイエロー(3,000K)を切り替えられる手軽さが魅力です。晴天時はクールなホワイト、雨天や霧の日は視認性の高いイエローと、状況に応じた使い分けが可能です。
対応形状はH8/H11/H16兼用タイプとHB4タイプがあり、多くの国産車に対応しています。明るさも実用的な2,000〜3,500lmクラスを確保しており、純正ハロゲンとの差は歴然です。
車検対応の面でも、ホワイトモードでは6,000Kの白色光、イエローモードでは3,000Kの淡黄色光をそれぞれ実現しているため、どちらの色で車検を受けても対応可能です(左右同色である必要があります)。
ウインカー→ハイフラ防止内蔵T20
ウインカーのLED化で最も厄介なのがハイフラ現象です。HID屋のハイフラ防止機能内蔵T20 LEDウインカーバルブは、抵抗器を別途取り付ける必要がなく、純正バルブと差し替えるだけでLED化が完了します。
抵抗器を使用する方法では、抵抗器自体が高温になるため取付位置に注意が必要ですし、配線作業も手間がかかります。ハイフラ防止機能内蔵タイプであれば、そうした煩わしさが一切ありません。
アンバー色のLEDチップを使用しているため、レンズがクリアタイプの車両でも、しっかりとオレンジ色に発光します。点灯速度もLEDならではの瞬時点灯で、後続車からの視認性が向上します。車検で求められる点滅回数(毎分60〜120回)にもきちんと対応しています。
バックランプ→T16爆光モデル
バックランプのLED化は、夜間のバック駐車を劇的に改善する手軽なカスタムです。HID屋のT16爆光LEDバックランプバルブは、純正ハロゲンの数倍の明るさで後方を照らします。
特に駐車場が暗い環境では、バックカメラの映像もより鮮明になるため、安全性の向上につながります。純正の暗いバックランプに不満を感じている方には、最もおすすめしたいカスタムです。
コンパクトな設計で純正のバルブスペースに収まるため、加工不要でポン付け交換が可能です。放熱性にも配慮した設計で、バック時の短時間点灯はもちろん、渋滞時などにやや長めに点灯しても安定した性能を発揮します。
ポジション→T10 LED
T10 LEDバルブは、ポジションランプやナンバー灯、ルームランプなど幅広い用途に使用できます。HID屋のT10 LEDバルブは、適度な明るさと美しい白色光が特徴です。
ポジションランプに装着すると、ヘッドライトとの統一感のある白色光でフロントフェイスの印象がぐっと引き締まります。ルームランプに使用すれば、車内が明るくなり、夜間の乗降時の利便性が向上します。
T10バルブは無極性設計のものを選ぶと、取付方向を気にせずに装着できるため便利です。HID屋のT10 LEDバルブも無極性設計を採用しています。

LEDバルブ交換の基本手順

LEDバルブの交換は、多くの場合DIYで行うことができます。ここでは、代表的なヘッドライト用LEDバルブの交換手順を解説します。
エンジンを切り、ヘッドライトを消灯した状態で作業を行います。バルブが熱くなっている場合は、十分に冷めてから作業を開始してください。必要な工具は、車種によって異なりますが、多くの場合は工具不要で交換できます。
ステップ2:バルブへのアクセス
ボンネットを開け、ヘッドライト裏側のカバー(防水キャップ)を外します。車種によってはバッテリーやウォッシャータンクが干渉する場合があるため、必要に応じてそれらを一時的に移動させます。
ステップ3:純正バルブの取り外し
コネクター(カプラー)を外し、バルブの固定金具を解除して純正バルブを取り外します。H4の場合は針金状のスプリングクリップ、H11やHB系の場合はひねって外すタイプが一般的です。
ステップ4:LEDバルブの取り付け
LEDバルブを取り付ける前に、ヒートシンクやファンなどの冷却部品のサイズを確認し、スペースに収まるか確認してください。バルブを固定金具にセットし、コネクターを接続します。防水キャップを元に戻せることも確認しましょう。
ステップ5:点灯確認と配光調整
エンジンをかけてヘッドライトを点灯し、正常に光ることを確認します。壁に光を当てて、配光パターン(カットライン)が出ているか確認してください。H4の場合はロービームとハイビームの切替もチェックしましょう。配光がずれている場合は、バルブの取付角度を微調整します。
なお、車種によってはバルブ交換スペースが非常に狭い場合があります。作業に不安がある場合は、カー用品店やディーラーに依頼することをおすすめします。工賃は1箇所あたり2,000〜5,000円程度が目安です。
【Q&A】よくある質問
- LEDバルブに交換すると車検に通りますか?
車検対応を明記している製品であれば、基本的に問題ありません。特にヘッドライトについては、配光パターン(カットライン)が正しく出ることが重要です。安価な製品の中には配光が乱れて車検不適合になるものもあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。HID屋の製品は車検対応設計ですので安心してお使いいただけます。
- ハロゲンバルブとLEDバルブの明るさの違いはどのくらいですか?
一般的なハロゲンバルブ(H4)の明るさは片側約1,000〜1,500lm程度ですが、LEDバルブは片側3,000〜5,000lm以上の明るさがあります。体感としては2〜3倍以上明るくなると感じる方が多いです。ただし、明るさだけでなく配光の質も重要で、いくら明るくても光が散ってしまっては実用的ではありません。
- LEDバルブの寿命はどのくらいですか?
高品質なLEDバルブの寿命は、一般的に30,000〜50,000時間といわれています。ハロゲンバルブの寿命が約500〜1,000時間、HIDバルブが約2,000〜3,000時間であることを考えると、LEDバルブは圧倒的に長寿命です。ただし、放熱が不十分な製品では寿命が大幅に短くなることがあるため、放熱設計にも注目して選ぶことが重要です。
- HID(キセノン)ヘッドライトからLEDに交換できますか?
交換可能です。D2S/D2R/D4S/D4R対応のLEDバルブが販売されています。HIDのバーナーをLEDバルブに差し替える形で交換しますが、バラスト(安定器)の処理が必要になる場合があります。HID屋では純正HIDからLEDへの交換用バルブもラインナップしていますので、車種適合を確認のうえご検討ください。
- LEDバルブを取り付けたら点灯しません。原因は何ですか?
最も多い原因は「極性の逆接続」です。LEDには極性(プラスとマイナス)があるため、コネクターの向きを反対にして差し直すと点灯する場合があります。それでも点灯しない場合は、バルブの初期不良やコネクターの接触不良、車両側のヒューズ切れなどが考えられます。保証付きの製品であれば、メーカーに問い合わせることで対応してもらえます。
- フォグランプのイエローLEDは車検に通りますか?
はい、フォグランプの光色は「白色または淡黄色」が車検の基準ですので、イエロー(淡黄色)でも車検に通ります。ただし、左右で同じ色でなければなりません。2色切替タイプの場合は、車検時にどちらかの色に統一して受験してください。
- T10とT16の違いは何ですか?互換性はありますか?
T10とT16は外観が似ていますが、T16のほうがやや大きいサイズです。T10の場所にT16は物理的に入らない場合が多く、基本的に互換性はありません。T10はポジションランプやルームランプ、ナンバー灯に、T16はバックランプに使われるのが一般的です。購入前に必ず自分の車のバルブ形状を確認してください。
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まとめ
この記事では、車用LEDバルブの種類と選び方について網羅的に解説しました。最後に要点を整理します。
LEDバルブ選びの基本
- バルブ形状と用途を正しく把握することが最重要
- 自分の車のバルブ形状は取扱説明書や車種別適合表で確認
バルブ形状と用途の対応
- ヘッドライト:H4/H7/H11/HB3/HB4/HIR2
- HID交換:D2S/D2R/D4S/D4R
- フォグランプ:H8/H11/H16/HB4/PSX26W
- ウインカー:T20/S25
- バックランプ:T16/T20
- ポジション等:T10
選び方の5つのポイント
1. バルブ形状の確認
2. 用途に合った明るさ(ルーメン)
3. 好みと車検に合った色温度(ケルビン)
4. 車検対応かどうか
5. 保証付きのメーカー品を選ぶ
LEDバルブへの交換は、車のドレスアップと安全性向上を同時に実現できるコストパフォーマンスの高いカスタムです。HID屋では、ヘッドライトからフォグランプ、ウインカー、バックランプ、ポジションランプまで、あらゆる用途のLEDバルブを豊富にラインナップしています。
ぜひこの記事を参考に、自分の車に最適なLEDバルブを見つけてください。

