H11とは、ヘッドライトのロービームやフォグランプに使われる、12V 55Wのハロゲンバルブの規格です。今はH11の口金にそのまま差し替えられるLEDバルブが多く、ハロゲンより白く明るい光にできます。
この記事では、H11と見た目が似たH8・H16との違い、ヘッドライト用とフォグ用での選び方、車検の基準、おすすめのH11 LEDをまとめました。
【結論】H11 LEDは使う場所で選ぶ
→ HID屋 Mシリーズ(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 Vシリーズ 2色切替(白8,300lm/黄8,700lm・¥9,860)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ 4製品を比較する(おすすめ4選へ)H11とH8・H16の違い【早見表】
✅ H11
- 消費電力
- 12V 55W(24V 70W)
- 口金
- PGJ19-2
- 明るさの目安
- 1,350lm
- 主な用途
- ヘッドライト(ロービーム)・フォグランプ
H8
- 消費電力
- 12V 35W
- 口金
- PGJ19-1
- 明るさの目安
- 800lm
- 主な用途
- フォグランプ
H16
- 消費電力
- 12V 19W
- 口金
- PGJ19-3
- 明るさの目安
- 500lm
- 主な用途
- フォグランプ(比較的新しい車)
※明るさの目安は国際規格(UNECE Regulation No.37)のハロゲン電球の値。消費電力・口金は日本ライティング公式ブログより
口金は同じ「PGJ19」系統ですが、末尾の番号ごとにツメの形が少しずつ違い、ハロゲンバルブ同士は互換性がありません(規格違いを付けるとレンズが熱で溶けるおそれ)。一方、LEDバルブは「H8/H11/H16兼用」の製品がほとんどなので、どれか1つを買えば3規格に付けられます。詳しくはH8・H11・H16の違いの記事で解説しています。
H11 LEDの選び方|ヘッドライト用とフォグ用で違う
ヘッドライト(ロービーム)用
- 重視すること
- 明るさと配光(カットラインがきれいに出るか)
- 色
- ホワイト(6000〜6500K前後)
- 向いている製品
- HID屋 Mシリーズ・SEシリーズ、日本ライティング
フォグランプ用
- 重視すること
- 色(白か黄色か)と取り付けやすさ
- 色
- 白または淡黄色(左右同じ色)
- 向いている製品
- HID屋 Vシリーズ 2色切替
⚠️ 買う前に確認すること
- 防水カバーが閉まるか:ファン付きは後ろが長い。ヘッドライト裏が狭い車はファンレスが安心
- 純正がLEDの車:ロービームやフォグが純正LEDの車はバルブ交換できない
- 交換後の光軸確認:ヘッドライト用は、交換後にカットラインが正しく出ているか確認する
H11 LEDの車検基準【条文で確認】
ヘッドライト・フォグの基準(細目告示 第198条・第199条)
(青みが強すぎると白色と判定されないおそれ)
📘 一次ソース(国土交通省)
H11 LEDおすすめ4選
H11に対応していて、今も公式に購入できる製品を選びました。スペックは各社公式サイトの掲載値です。
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium
🏆 ヘッドライトの本命
明るさと価格のバランスNo.1
HID屋の主力シリーズで、公式ストアの評価は★4.85(559件)。冷却ファンで明るさを長時間保つ設計で、12V・24Vのどちらにも使えます。ヘッドライトのロービームをしっかり明るくしたい人に向いています。
- メリット
- 明るさと価格のバランスがよい
- 12V・24V両対応
- 冷却ファンで明るさが安定
- 2年保証・レビュー559件
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55Wとハロゲン並み
2位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)
🥈 ファンレスで低価格
狭いヘッドライト裏でも収まりやすい
冷却ファンのないファンレスで、作動音がなく、ファンの故障もありません。¥5,980と手に取りやすく、電球色も選べます。公式ストアの評価は★4.82(251件)です。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か
- 電球色も選べる
- 2年保証
- デメリット
- 明るさはMシリーズより控えめ
- フォグの2色切替はできない
3位:日本ライティング H8/H9/H11/H16 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL010)
🇯🇵 全工程国内製造
日本製にこだわるなら
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのLEDで、ヘッドライトにもフォグにも使えます。メーカーは「日本で唯一、全工程国内製造のLEDヘッドライト」としています。価格は高めですが、日本製にこだわる人の選択肢です。
- メリット
- 全工程国内製造の日本製
- 6,400lm(2本分)
- ヘッドライト・フォグ兼用
- 2年保証
- デメリット
- 価格は2万円台と高め
- 2色切替はできない
4位:HID屋 LEDフォグランプ Vシリーズ 2色切替(フォグ専用)
🌫️ フォグならこれ
白と黄色を1本で切り替え
フォグランプがH11の車向けの、白と黄色を切り替えられるLEDです。晴れの日は白、雨・霧・雪の日は黄色に切り替えると路面が見やすくなります。車検で使える色はホワイトとイエローです。ヘッドライトには使えません。
- メリット
- 1本で白と黄色を切り替え
- 白・黄は車検対応
- H8/H16・HB4にも対応
- 2年保証
- デメリット
- フォグ専用(ヘッドライト不可)
- レモン・ライムなどは車検NGのおそれ
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。cd(カンデラ)とlm(ルーメン)は単位が違うため単純に比べられません。
H11 LEDの交換方法【4ステップ】

- 準備:エンジンとライトを切り、ヘッドライト(フォグ)裏の防水カバーを外す
- 外す:カプラーを抜き、バルブを反時計回りに約90度回して引き抜く
- 付ける:LEDを差し込んで時計回りに回してロックし、カプラーをつなぐ。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:点灯しないときはカプラーの向きを逆にする。ヘッドライトは壁に当ててカットラインを確認
【Q&A】H11 LEDのよくある質問
- H11とH8の違いは?H11のLEDをH8に付けられますか?
H11は55W、H8は35Wで、口金のツメの形も少し違います(PGJ19-2とPGJ19-1)。ハロゲン同士は互換性がありませんが、「H8/H11/H16兼用」のLEDならどちらにも付けられます。
- H11 LEDに交換して車検に通りますか?
ロービームなら白色で前方40mを照らせること、フォグなら白色または淡黄色で左右同じ色であることが基準です(細目告示第198条・第199条)。交換後に光の向きがずれていないか確認しましょう。
- ヘッドライトとフォグで同じLEDを使えますか?
H11ならどちらにも付けられる製品が多いですが、ヘッドライトは明るさと配光、フォグは色が大事です。フォグで白と黄色を使い分けたいなら2色切替タイプを選びましょう。
- LEDに替えたら点灯しません。
LEDには極性があるので、カプラーの向きを逆にすると点灯することがあります。輸入車で球切れ警告が出る場合は、キャンセラー内蔵タイプが必要です。
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まとめ
- H11:12V 55W・口金PGJ19-2。ロービームとフォグに使われる
- H8・H16との違い:ハロゲン同士は互換性なし。LEDは兼用品が多い
- おすすめ:ヘッドライトならHID屋 Mシリーズ(安く静かにならSEシリーズ)、フォグならHID屋 Vシリーズ 2色切替


