D2SとD2Rの違いは?見分け方とD2R LED化のおすすめ4選【2026年】

D2R LEDバルブ完全ガイド|アイキャッチ画像

D2SとD2Rは、どちらも純正HIDヘッドライトに使われる第2世代(85V・35W)のHIDバルブです。違いは使うヘッドライトの形式で、D2Sはプロジェクター式、D2Rはリフレクター式用。D2Rのガラス管には、光が上に漏れないようにする黒い遮光膜が付いています。

この記事では、D2SとD2Rの違いと見分け方、D2RをLED化するときの選び方、おすすめのD2R対応LEDをまとめました。

【結論】D2RのLED化はこの2択

🏆 明るさと価格のバランス重視
→ HID屋 Dシリーズ(D2R専用)(片側20,200cd※・¥10,680)
🔧 エルグランドE52など、Dシリーズが合わない車
→ HID屋 DSシリーズ(片側19,300cd※・¥12,800)

※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値

▼ 4製品を比較する(おすすめ4選へ)

目次

D2SとD2Rの違い【早見表】

D2S

ヘッドライト
プロジェクター式
遮光膜
なし(レンズ内のシェードでカットラインを作る)
口金
P32d-2
電圧・消費電力
85V・35W(水銀あり)

D2R

ヘッドライト
リフレクター式
遮光膜
あり(ガラス管に黒い線=ブラックストライプ)
口金
P32d-3
電圧・消費電力
85V・35W(水銀あり)

※口金の呼び名は国際規格(UNECE Regulation No.99)。末尾の数字が違うと物理的に取り付けられません。

D2SとD2Rは電圧が同じなのでバラスト(HIDの電源装置)は共通ですが、口金の形とガラス管の遮光膜が違うため、お互いに付け替えることはできません。リフレクター式のライトに遮光膜のないD2Sを付けると、光が上に漏れて対向車がまぶしくなります。

▶ 自分の車がD2SかD2Rか見分ける方法(タップで開く)
  1. ヘッドライトの中を見る:丸いレンズが入っていればプロジェクター式(D2S)、お椀型の反射板で照らすならリフレクター式(D2R)
  2. バルブを見る:ガラス管に黒い線(遮光膜)があればD2R
  3. 刻印・取扱説明書:バルブの台座の刻印や、取扱説明書の電球の仕様で確認する

D4S・D4Rは同じ形の水銀フリー版(42V)で、電圧が違うためD2とはバラストも共通ではありません。

LED化せず「HIDのまま」交換したい方へ

純正と同じHIDのまま新しいバルブに替えるなら、国内メーカーの日本ライティング D2S/D2R 純正HID交換用バルブがあります。D2R用は遮光膜付きで、4300K(WH203R)と6000K(WH210R)から選べます。35W・1年保証・¥11,330(税込・2個セット)。明るさはスペック表で6,000lm(2本分)です。

▶ 日本ライティング公式でD2S/D2R HIDバルブを見る

価格を抑えるならHID屋 純正交換HIDバルブ D2S/D2R(6000K・4300Kは車検対応、8000Kもあり/35W・1年保証・¥4,930)もあります。

▶ HID屋公式でD2S/D2R HIDバルブを見る

▶ HIDバルブの選び方・ケルビン数の目安はこちら


D2RをLED化するときの選び方

① ポン付けか配線加工か

ポン付け
純正バラストに挿すだけ。HIDに戻すのも簡単
配線加工
純正配線の切断が必要なことも。はじめてならポン付け

② D2R対応の遮光(シェード)

確認
D2R用のシェードや塗装があるか
理由
リフレクター式は、遮光がないと光が上に漏れて車検に通らない

③ 不適合車種・サイズ

確認
各製品の不適合リスト・裏蓋が閉まるか
理由
D2Rは車種によって配光が出にくい場合がある

D2R LEDの車検基準

ヘッドライトの基準(細目告示 第198条)

色
白色
ロービーム
夜間に前方40mの障害物を確認できること・他の交通を妨げないこと
状態
灯器の損傷やレンズの著しい汚れがないこと
ケルビン数
数値の規定はなし

リフレクター式は、光が上に漏れると「他の交通を妨げる」ことになります。LED化したあとは、壁に照らしてカットラインが出ているか、テスターで光軸を確認しましょう。


D2R LEDおすすめ4選

D2Rに対応し、今も公式に購入できる製品を選びました。スペックは各社公式サイトの掲載値です。

1位:HID屋 LEDヘッドライト Dシリーズ(D2R専用タイプ)

🏆 ポン付けでLED化

純正バラストに挿すだけ

対応
D2R専用/D4R専用/D2S・D4S(それぞれ別タイプ)
明るさ
片側20,200cd(シリーズ内の1種類で測定)
色
ホワイト 6500K
消費電力
35W
冷却・防水
冷却ファン・IP68相当
取り付け
純正バラストに接続(配線加工なし)
保証
2年
販売価格
¥10,680(税込・2個)

純正バラストのソケットに挿すだけでLED化できるHID屋のDシリーズです。2022年7月から、D2R用はD2R専用タイプになりました。今回の4製品でいちばん安く、2年保証が付いています。

⚠️ 取り付けの注意点(タップで開く)
  • D2Rで不適合が分かっている車種:NV350キャラバン(2012年以降)、インプレッサ系のD2R など。購入前に商品ページで確認
  • かさ付きのリフレクターでは配光が出ない場合あり
  • E52エルグランドはDSシリーズを選ぶ(メーカー案内)
  • 裏蓋が閉まらない場合があるので、バルブの寸法を確認
  • 自動車メーカー純正のバラスト専用
4.7★★★★☆
メリット
  • 純正バラストに挿すだけ
  • 4製品でいちばん安い
  • IP68相当・2年保証
  • D2R専用タイプ
デメリット
  • 不適合車種がある
  • ファンの分、後ろが長い

2位:HID屋 LEDヘッドライト DSシリーズ

🥈 純正HIDに近いサイズ

Dシリーズが合わない車に

対応
D2S・D2R・D4S・D4R
明るさ
片側19,300cd(6500Kで測定)
色
ホワイト 6500K/電球色
消費電力
35W
冷却
冷却ファン
保証
2年
販売価格
¥12,800(税込・2個)

バルブ本体を純正HIDに近いサイズにまとめたポン付けタイプで、電球色も選べます。E52エルグランドなどDシリーズが合わない車向け。ただしメーカーは「D2R・D4Rは車種によってよい配光にならない場合がある」としているので、購入前に問い合わせると安心です。

4.4★★★★☆
メリット
  • 純正HIDに近いサイズ
  • 電球色も選べる
  • 2年保証
デメリット
  • D2Rは車種により配光が出にくい場合あり
  • Dシリーズより2,000円ほど高い

3位:fcl. 純正HID交換用LED 純正同等モデル

対応
D1S・D2S・D2R・D3S・D4S・D4R
明るさ
D2R 片側4,000lm(点灯5分後)
色
ホワイト
消費電力
35W
取り付け
純正35Wバラストに接続(配線不要)
保証
1年(レビューで3か月延長)
メーカー価格
¥12,800(税込)

HIDキットで知られるfcl.のLEDで、D2R・D4R用はシェードを再現して黒い塗装を施しています。45W・55Wのバラストには使えないことと、交換後の光軸調整が必須とされている点に注意しましょう。

4.1★★★★☆
メリット
  • D2R用シェードを再現
  • 純正35Wバラストに挿すだけ
  • HIDメーカーの製品
デメリット
  • 保証は1年
  • パワーアップしたバラストは不可

4位:スフィアライト 純正HID用LEDヘッドライト D2S/R(SLGD2SR060)

対応
D2S・D2R
明るさ
10,000lm(2灯合計)
色
6000K
消費電力
30W(1灯)
冷却
冷却ファン・コントローラー別体
保証
2年
メーカー価格
¥26,800(税込)

国内ブランド・スフィアライトの純正HID用LEDで、D2R用のシェードが付属しています。12V/24V兼用。コントローラーをヘッドライトの中に収める構造なので、車種によってはヘッドライトの脱着や光軸調整が必要です。

4.0★★★★☆
メリット
  • 国内ブランド・2年保証
  • D2R用シェード付属
  • 12V/24V兼用
デメリット
  • 2.6万円台と高め
  • コントローラーを収めるスペースが必要

※スペック・価格は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。cd(カンデラ)とlm(ルーメン)は単位が違うため単純に比べられません。


【Q&A】D2S・D2Rのよくある質問

D2SとD2Rの違いは何ですか?

D2Sはプロジェクター式、D2Rはリフレクター式のヘッドライト用です。D2Rはガラス管に黒い遮光膜があり、口金もD2S(P32d-2)とD2R(P32d-3)で形が違います。電圧はどちらも85Vです。

D2SのバルブをD2Rの車に付けられますか?

付けられません。口金の形が違ううえ、D2Sには遮光膜がないため、リフレクター式に付けると光が上に漏れて対向車がまぶしくなります。

D2RとD4Rの違いは?

どちらもリフレクター式用ですが、D2Rは水銀入りで85V、D4Rは水銀フリーで42Vです。電圧が違うのでバラストは共通ではありません。

D2RのLEDは車検に通りますか?

白色で、ロービームが他の交通を妨げない(光が上に漏れない)ことが条件です。D2R対応のシェードがある製品を選び、交換後に光軸を確認しましょう。

まとめ

  • 違い:D2S=プロジェクター式・遮光膜なし、D2R=リフレクター式・遮光膜あり。口金も違い付け替え不可
  • LED化:D2R対応のシェードがあるポン付けタイプを選ぶ
  • おすすめ:HID屋 Dシリーズ(D2R専用)、合わない車はDSシリーズ
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