H8フォグランプ完全ガイド|H11・H16との違いと互換性・おすすめLED4選

H8フォグランプ完全ガイド|アイキャッチ画像

H8とは、主にフォグランプに使われる35Wのハロゲンバルブの規格です。見た目がそっくりなH11・H16とよく比べられますが、消費電力・口金のツメ・ガラス管の太さが少しずつ違い、ハロゲンバルブ同士は互換性がありません。一方、LEDバルブは「H8/H11/H16兼用」の製品がほとんどで、どれか1つを買えば3規格すべてに付けられます。

この記事では、H8・H11・H16の違い、フォグランプをLED化するときの選び方と車検基準、おすすめのLEDフォグをまとめました。

【結論】H8フォグのLED化はこの2択でOK

🏆 白と黄色を使い分けたい・コスパ重視
→ HID屋 Vシリーズ 2色切替(白8,300lm/黄8,700lm・¥9,860)
🇯🇵 国内製造の品質と保証を重視
→ 日本ライティング 2色切替 DUF00(2年保証・¥24,360)
▼ 4製品を比較する(おすすめ4選へ)

目次

H8・H11・H16の違い【早見表】

H8

消費電力
12V 35W
口金
PGJ19-1
ガラス管
T11
明るさの目安
800lm
主な用途
フォグランプ

H11

消費電力
12V 55W(24V 70W)
口金
PGJ19-2
ガラス管
T11
明るさの目安
1,350lm
主な用途
ヘッドライト・フォグランプ

H16

消費電力
12V 19W
口金
PGJ19-3
ガラス管
T9.5(細い)
明るさの目安
500lm
主な用途
比較的新しい車のフォグランプ

※明るさの目安は国際規格(UNECE Regulation No.37)のハロゲン電球の値。消費電力・口金・ガラス管は日本ライティング公式ブログより

3つとも口金は「PGJ19」という同じ系統ですが、末尾の番号ごとにツメの形が少しずつ違います。ハロゲンバルブは消費電力も違うため、規格違いのバルブを付けるとレンズが熱で溶けるおそれがあります(日本ライティング公式ブログ)。

✅ LEDなら「H8/H11/H16兼用」でOK

  • 市販のLEDフォグは、ほとんどがH8・H11・H16の3規格兼用。どのカプラーにも付けられる形で作られている
  • LEDは発熱がハロゲンより少なく、規格違いによるレンズ溶けの心配もない
  • H16の車は注意:純正ヒューズが7.5Aの場合、消費電力の大きいLEDではヒューズが切れることがある。リレーでの取り付けがおすすめ(HID屋 Qシリーズの案内)
▶ 自分の車のフォグがH8・H11・H16のどれか調べる方法(タップで開く)
  1. 取扱説明書の「電球の仕様」ページで「フォグランプ」の欄を見る
  2. 今付いているバルブの刻印(「H8」「12V35W」など)を見る
  3. 車種別LEDバルブ適合表やメーカーの適合表で調べる

LEDに替えるなら兼用品が多いので、H8・H11・H16のどれかさえ分かれば選べます。純正LEDフォグ(L1Bなど)の車は、この記事の製品は付けられません。


H8フォグをLED化するときの選び方

① 色:2色切替か単色か

2色切替
晴れは白、雨・霧・雪は黄色と使い分けられる
単色
白か黄色のどちらかに決めている人向け。構造がシンプル

② 明るさの表記

確認
片側か2本合計か
理由
基準が違う数値はそのまま比べられない

③ 保証・車検対応

確認
保証年数・車検対応の色
理由
2色切替は、車検で使える色が決まっている製品が多い

フォグランプの車検基準【条文で確認】

フォグランプの基準(細目告示 第199条)

色
白色または淡黄色で、左右とも同じ色
同時点灯
3個以上同時に点灯しないこと
高さ
照明部の上縁が地上800mm以下(すれ違い用前照灯の上縁より下)、下縁が250mm以上
位置
照明部の最外縁が車の最外側から400mm以内

バルブ交換で気にするのは主に色です。黄色いフォグは「淡黄色」として認められますが、レモンイエローやライムイエローなど色の濃すぎる・緑がかった色は通らないおそれがあります。2色切替の製品は、車検のときは車検対応の色にしておきましょう。


H8フォグランプ用LEDおすすめ4選

H8/H11/H16兼用で、今も公式に購入できる製品を選びました。スペックは各社公式サイトの掲載値です。

1位:HID屋 LEDフォグランプ Vシリーズ 2色切替

🏆 白と黄を1本で・コスパNo.1

晴れは白、雨・霧は黄色に切り替え

対応
H8/H11/H16・HB4・PSX26W
明るさ
白 8,300lm/黄 8,700lm
色
白 6500K/黄 3000K
消費電力
40W
防水・冷却
IP65相当・静音ファン内蔵
保証
2年
販売価格
¥9,860(税込・2026年9月時点)

1つのバルブでホワイトとイエローを切り替えられる、HID屋の2色切替フォグです。LED自体が黄色く光る方式のため、LEDの色がリフレクターに映り込みにくいのも特長です。今回の4製品の中で、2色切替としてはいちばん安く、いちばん明るい製品です。

⚠️ カラー・車検の注意点(タップで開く)
  • 車検対応はホワイトとイエロー。レモンイエロー・ライムイエロー・エメラルドグリーンの組み合わせは車検NGまたは非対応で、検査時はホワイトに切り替える
  • 国産車用。輸入車はワーニングキャンセラー内蔵の輸入車専用モデルを選ぶ
  • 切り替え手順は付属の取扱説明書で確認
4.9★★★★☆
メリット
  • 1本で白と黄色を切り替え
  • 白8,300lm/黄8,700lmの明るさ
  • 白・黄は車検対応
  • 静音ファン内蔵・2年保証
デメリット
  • 国産車用(輸入車は専用モデル)
  • レモン・ライム・グリーンは車検NGのおそれ

2位:日本ライティング 2色切り替えLEDフォグランプ(DUF00)

🥈 国内製造×2年保証

品質と保証を重視する人に

対応
H8/H11/H16・HB4・PSX26W・PSX24W
明るさ
白 3,500lm/黄 3,200lm(2本合計)
色
白 6000K/黄 2800K
切り替え
点灯から3秒以内にOFF→ON
保証
2年
販売価格
¥24,360(税込・2026年9月時点)

設計から製造まで国内で行う、日本ライティングの2色切り替えフォグです。車両のカプラーに差し込むだけの配線加工不要タイプで、メーカーが「車検適合」と明記しています。純正のフォグスイッチで白と黄を切り替えられ、最後に使った色を覚えるメモリー機能も付いています。

4.7★★★★☆
メリット
  • 設計から製造まで国内で行う日本製
  • カプラーオンで配線加工不要
  • 純正スイッチで白/黄を切替(メモリー機能付き)
  • メーカーが車検適合を明記・2年保証
デメリット
  • 24,360円と価格は高め
  • 防水等級はメーカー記載なし

3位:HID屋 LEDフォグランプ Qシリーズ プラチナ イエロー

対応
H8/H11/H16・HB4・PSX26W
明るさ
13,100lm
色
イエロー 3000K(単色)
消費電力
65W
防水・冷却
IP65相当・静音ファン内蔵
保証
2年
販売価格
¥15,980(税込・2026年9月時点)

黄色のフォグに決めている人向けの、HID屋でいちばん明るいフォグです。大雨や大雪でも路面が見やすいワイドな配光で、シャープなカットラインも出ます。消費電力が65Wと大きいため、H16の車では純正ヒューズ(7.5A)が切れることがあり、メーカーはリレーでの取り付けをすすめています。

4.4★★★★☆
メリット
  • 13,100lmとHID屋のフォグでいちばん明るい
  • 雨・雪に強いイエロー3000K
  • 2年保証付き
デメリット
  • 黄色の単色(白には切り替えられない)
  • H16車はリレー推奨・輸入車は不可

4位:IPF LED デュアルカラー フォグランプバルブ Fシリーズ

対応
H8/H11/H16・HB4・PSX26W
明るさ
2,500lm
色
白 6500K/黄 2400K
消費電力
12W
切り替え
フォグスイッチを2回OFF→ON
保証
3年
販売価格
¥29,920(税込・2026年9月時点)

自動車用ランプの老舗IPFの2色切替フォグです。2,400Kの濃いイエローが特長で、一般的なイエローフォグ(3,000K前後)より黄色みが強く、霧や雪の日に路面を見やすくします。バルブを付けたまま配光を調整できる機構(PSX26Wは対象外)があり、3年保証付きです。

4.3★★★★☆
メリット
  • 自動車用ランプ老舗メーカーの製品
  • 2,400Kの濃いイエロー
  • 3年保証・車検対応
  • 付けたまま配光を調整できる
デメリット
  • 29,920円と価格は高い
  • 明るさは2,500lmと控えめ

※スペック・価格は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。「2本合計」と明記があるもの以外は、片側か2本分かの記載がありません。


H8フォグランプの交換方法【4ステップ】

H8・H11・H16は交換手順がほぼ同じで、片側10〜15分が目安です。車種によってはタイヤハウスのカバーやアンダーカバーを外して作業します。

H8フォグランプLEDの交換手順
  1. コネクターを外す:エンジンとライトを切り、フォグランプ裏のカプラーを引き抜く
  2. バルブを外す:バルブを反時計回りに回して取り外す
  3. LEDを付ける:ツメを合わせて差し込み、時計回りに回してロック。カプラーをつなぐ
  4. 点灯確認:フォグスイッチをONにして点灯を確認。点かないときはカプラーの向き(極性)を逆にする。2色切替は切り替えも確認する

【Q&A】H8フォグランプのよくある質問

H8とH11とH16の違いは何ですか?

消費電力(H8=35W、H11=55W、H16=19W)、口金のツメの形(PGJ19-1/-2/-3)、ガラス管の太さ(H16だけ細いT9.5)が違います。ハロゲンバルブ同士は互換性がありません。

H11のLEDをH8の車に付けられますか?

「H8/H11/H16兼用」と書かれたLEDなら付けられます。市販のLEDフォグはほとんどが兼用です。ハロゲンバルブの場合は、規格違いを付けるとレンズが熱で溶けるおそれがあるので避けましょう。

H16の車にLEDフォグを付けるときの注意点は?

H16車は純正ヒューズが7.5Aのことがあり、消費電力の大きいLEDではヒューズが切れる場合があります。リレーを使って取り付けると安心です。

黄色いフォグランプは車検に通りますか?

フォグランプの色は「白色または淡黄色」で、左右が同じ色なら通ります(細目告示第199条)。レモンイエローやライムイエローなど色の濃すぎるものは通らないおそれがあります。

2色切替フォグはどうやって色を変えるのですか?

多くの製品は、フォグスイッチを短い間にOFF→ONすると色が切り替わります。回数やタイミングは製品ごとに違うので、取扱説明書で確認しましょう。

まとめ

  • 違い:H8=35W、H11=55W、H16=19W。口金のツメとガラス管の太さも違い、ハロゲン同士は互換性なし
  • LED化:H8/H11/H16兼用のLEDならどれにも付けられる(H16車はヒューズに注意)
  • 車検:白色または淡黄色で左右同じ色
  • おすすめ:コスパと2色切替ならHID屋 Vシリーズ、国内製造なら日本ライティング DUF00
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