HB3とHB4は、見た目がよく似たハロゲンバルブの規格です。HB3(9005)は主にハイビーム用、HB4(9006)は主にロービームやフォグ用で、口金の形と消費電力が違うため、ハロゲン同士は付け替えられません。一方、LEDバルブは「HB3/HB4兼用」の製品が多く、付属のパーツを替えるだけでどちらにも付けられます。
この記事では、HB3とHB4の違いと見分け方、ハイビーム用LEDの選び方、おすすめのHB3 LEDをまとめました。
【結論】HB3(ハイビーム)LEDはこの2択
→ HID屋 Mシリーズ(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 Qシリーズ(片側68,400cd※・¥15,980)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ 5製品を比較する(おすすめ5選へ)HB3とHB4の違い【早見表】
HB3(9005)
- 主な用途
- ハイビーム
- 口金
- P20d
- 消費電力
- 12V 60W
- 明るさの目安
- 1,700lm
HB4(9006)
- 主な用途
- ロービーム・フォグランプ
- 口金
- P22d
- 消費電力
- 12V 51W
- 明るさの目安
- 1,000lm
※口金・消費電力は小糸製作所のカタログ、明るさはOSRAM社のハロゲン電球の技術データより
HB3とHB4は、口金の形(ツメと根元の形)が少し違うため、ハロゲンバルブ同士はそのまま付け替えられません。HB3のほうが消費電力が大きく明るいため、主にハイビームに使われます。
✅ LEDなら「HB3/HB4兼用」が多い
- 市販のLEDはHB3とHB4の兼用品が多い。たとえばHID屋の兼用品は、出荷時はHB3用のOリング(赤)が付いていて、HB4に使うときは付属の黒いOリングに付け替える
- 日本ライティングのHB3/HB4 ハイスペックモデルはハイビーム・フォグ用で、マルチリフレクターのロービームには使えないとメーカーが案内している
▶ 自分の車がHB3かHB4か調べる方法(タップで開く)
- 取扱説明書の「電球の仕様」でハイビーム・ロービーム・フォグの欄を見る
- 今付いているバルブの刻印(「9005」「HB3」など)を見る
- 車種別LEDバルブ適合表やメーカーの適合表で調べる
ハイビームがHB3、ロービームがH11やHB4という組み合わせの車が多くあります。
HB3(ハイビーム)LEDの選び方
① 明るさ(遠くまで届くか)
- 確認
- カンデラ(cd)かルーメン(lm)か、片側か2本分か
- 理由
- ハイビームは遠くを照らすのが役目。数値の基準をそろえて比べる
② 防水カバーが閉まるか
- 確認
- ファン付きは後ろが長い
- 理由
- 狭い車はファンレスを選ぶと安心
③ 車検・保証
- 確認
- 車検対応の表記・保証年数
- 理由
- ハイビームは最高光度の合計300,000cd以下など、基準がある
ハイビームの車検基準【条文で確認】
ハイビーム(走行用前照灯)の基準(細目告示 第198条)
📘 一次ソース(国土交通省)
HB3 LEDおすすめ5選
HB3に対応し、今も公式に購入できる製品を選びました。スペックは各社公式サイトの掲載値です。
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium
🏆 明るさと価格のバランスNo.1
ハイビームもロービームも同じシリーズで
HID屋の主力シリーズで、公式ストアの評価は★4.85(559件)。ハイビームのHB3と、ロービームのH11などを同じシリーズで揃えられるので、ロー・ハイで色味をそろえやすいのが利点です。
- メリット
- 明るさと価格のバランスがよい
- ロー・ハイを同じシリーズで揃えられる
- 12V・24V両対応
- 2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
2位:HID屋 LEDヘッドライト Qシリーズ Platinum
🔥 HID屋でいちばん明るい
ハイビームで遠くまで照らしたい人に
片側68,400cdとHID屋でいちばん明るいシリーズで、公式ストアのレビューは738件(★4.84)。ハイビームを多用する郊外や山道を走る人に向いています。HB3/HB4兼用で、出荷時はHB3用のOリングが付いています。
- メリット
- HID屋でいちばん明るい
- レビュー738件の実績
- HB3/HB4兼用
- IP67相当・2年保証
- デメリット
- ¥15,980と高め
- 消費電力65W
3位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)
冷却ファンのないファンレスで、作動音がなく、ヘッドライト裏が狭い車でも収まりやすいシリーズです。¥5,980と手に取りやすく、公式ストアの評価は★4.82(251件)です。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か
- 電球色も選べる
- 2年保証
- デメリット
- ハイビーム用としては明るさ控えめ
- H1には非対応
4位:日本ライティング HB3/HB4 ハイスペックモデル(WL013)
🇯🇵 全工程国内製造
ハイビーム・フォグ用
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのLEDで、オンラインストア限定モデルです。ハイビーム・フォグ用で、マルチリフレクターのロービームには使えないとメーカーが案内しています。
- メリット
- 全工程国内製造の日本製
- 6,400lm(2本分)
- 2年保証
- デメリット
- 2万円台と高め
- マルチリフレクターのロービームには不可
5位:スフィアライト RIZING3 HB3/HB4(SLRZHB060)
国内ブランド・スフィアライトの日本製LEDで、ファンレスのまま大容量ヒートシンクで冷やす構造です。3年保証と長めですが、価格は今回の5製品でいちばん高くなります。
- メリット
- 日本製・3年保証
- ファンレス
- HB3/HB4/HIR2対応
- デメリット
- ¥28,600と高い
- 12V専用
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。cd(カンデラ)とlm(ルーメン)は単位が違うため単純に比べられません。
HB3 LEDの交換方法【4ステップ】

- 準備:エンジンとライトを切り、ヘッドライト裏の防水カバーを外す
- 外す:カプラーを抜き、バルブを反時計回りに回して引き抜く
- 付ける:HB4に使う兼用品は付属のOリングに付け替える。差し込んで時計回りにロックし、カプラーをつなぐ
- 確認:ハイ・ローの切り替えと左右の明るさを確認。点かないときはカプラーの向きを逆にする
【Q&A】HB3・HB4のよくある質問
- HB3とHB4の違いは何ですか?
HB3(9005)は主にハイビーム用で12V 60W、口金はP20d。HB4(9006)は主にロービーム・フォグ用で12V 51W、口金はP22dです。口金の形が違うので、ハロゲン同士は付け替えられません。
- HB3のLEDをHB4に使えますか?
「HB3/HB4兼用」のLEDなら使えます。製品によってはOリングなどの部品を付け替えます。ハロゲンバルブ同士は口金が違うので付け替えできません。
- HB3のカプラーとHB4のカプラーは同じですか?
口金(差し込み部分)の形が違うため、車両側もそれぞれの規格に合わせてあります。LEDの兼用品はどちらにも付けられるように作られています。
- ハイビームのLEDは車検に通りますか?
白色で、夜間に前方100mを照らせること、最高光度の合計が300,000cd以下であることなどが基準です(細目告示第198条)。
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まとめ
- 違い:HB3=ハイビーム・P20d・60W、HB4=ロービーム/フォグ・P22d・51W。ハロゲン同士は付け替え不可
- LED:HB3/HB4兼用が多い(Oリングなどを付け替え)
- おすすめ:バランスならHID屋 Mシリーズ、明るさならHID屋 Qシリーズ


