スペーシアMK53S(H29.12〜R5.11)とMK#4S(R5.12〜)は、HID屋の車種別適合表でハロゲン仕様車とLED仕様車に分かれます。ハロゲン仕様車のヘッドライトはH4(Hi/Lo一体)で、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。LED仕様車のロービームは純正LEDで交換できませんが、ハイビームがHB3(MK53Sの一部)やH1(MK#4Sの一部)のバルブになっている仕様は「○」です。
この記事では、HID屋と日本ライティングの適合表をもとに年式・仕様ごとのバルブ形状を整理し、おすすめのLEDと交換方法をまとめました。
【結論】スペーシアMK53S以降は仕様でこう選ぶ
→ HID屋 Mシリーズ(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 SE(ファンレス・¥5,980)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ おすすめ4選へスペーシアMK53S以降の仕様別バルブ形状【適合早見表】
MK53S ハロゲン仕様車(H29.12〜R5.11)
- ロービーム・ハイビーム
- H4 Hi/Lo ○
(1本でロー・ハイ両方) - フォグ
- H29.12〜R3.11:H8(HID屋は商品リンクなし・日本ライティングは調査中=要確認)
R3.12〜:記載なし
MK53S LED仕様車(H29.12〜R5.11)
- ロービーム
- 純正LED(交換対象外)
- ハイビーム
- H29.12〜R3.11の一部の行:HB3 ○(日本ライティングも●)
ほかの行は「ー」または純正LED - フォグ
- 一部の行:H8(商品リンクなし=要確認)
ほかの行は純正LEDまたは記載なし
MK#4S LED仕様車(R5.12〜)
- ロービーム
- 純正LED(交換対象外)
- ハイビーム
- 一部の行:H1 ○
ほかの行は「ー」 - フォグ
- L1B(HID屋は商品リンクなし=要確認)
出典:HID屋 車種別適合表(スペーシア)/日本ライティング 適合情報(スペーシア)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
H4はロービームとハイビームの発光部を1本に持つバルブです。「ハイビームはH4、ロービームは交換不可」ではなく、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。HID屋の適合表でも、H4はロービーム欄で「○」です。
日本ライティングの適合表の「●」「×」は、同社にその規格の製品があるかどうかを示すものです。MK53SのLED車でロービームが「×」なのは純正LEDでバルブが無いため、ハイビームHB3は「●」です。フォグは同社の表ではハロゲン車・LED車とも「調査中」です。MK#4S(R5.12〜)は同社の表に載っていません。
▶ 自分のスペーシアの仕様を見分ける方法(タップで開く)
- 車検証で型式(MK53S/MK#4S)と初度登録年月を確認する
- ヘッドライト裏の防水カバーを外し、バルブ根元に「H4」の刻印があればハロゲン仕様
- ロービームが純正LEDでも、ハイビーム側にバルブ(「HB3」「9005」や「H1」の刻印)が入っている仕様がある。左右のハイビーム側も確認する
- フォグはバルブを抜いて刻印(「H8」「L1B」など)を確認する
スペーシアMK53S以降におすすめのLED4選
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium(H4・HB3・H1)
🏆 ハロゲン車もLED車のハイビームも
H4・HB3・H1を同じシリーズで
ハロゲン仕様車のH4なら1本でロー・ハイ両方がLEDになります。LED仕様車でハイビームがHB3(MK53S)やH1(MK#4S)の仕様も、同じシリーズで替えられます。HB3はHB4との兼用品で、付属のOリングを付け替えて使います。公式ストアの評価は★4.85(559件)。ファン付きなので、防水カバーが閉まるかを事前に確認しましょう。
- メリット
- H4・HB3・H1を1シリーズで揃えられる
- 明るさと価格のバランスがよい
- 2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
2位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)
💰 安く・静かに替えたいなら
ファンレスで¥5,980
冷却ファンのないファンレスで、後ろが短く作動音もありません。ハロゲン車のH4とMK53S LED車のハイビームHB3に使えます(H1のモデルは無いので、MK#4Sのハイビームには1位のMシリーズを選びます)。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か・後ろが短い
- 電球色も選べる
- デメリット
- 明るさはMシリーズより控えめ
- H1のモデルは無い
3位:日本ライティング H4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL004)
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのH4用LEDです。同社の適合表で「スペーシア(H29.12〜・MK53S)ハロゲン車」のヘッドライトH4が「●」になっています。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の適合表でMK53Sハロゲン車が●
- 2年保証
- デメリット
- ¥25,150と高め
4位:日本ライティング HB3/HB4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL013)
MK53SのLED車(同社の表ではH29.12〜R2.08)のハイビームHB3が、同社の適合表で「●」になっています。純正LEDのロービームに合わせて、ハイビームも白くしたい方向けです。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の適合表でLED車のハイビームHB3が●
- 2年保証
- デメリット
- ¥23,960と高め
- MK#4SのH1には使えない
フォグをLED化するなら:HID屋 Vシリーズ 2色切替
白と黄色を1本で切り替えられるフォグ用LEDです。MK53Sの一部の仕様のフォグ(H8)に対応します。ただしHID屋の適合表ではフォグ欄に商品リンクがなく、日本ライティングの表も「調査中」なので、購入前にHID屋へ適合を確認してください。
MK#4S(R5.12〜)のフォグはL1Bです。HID屋にはL1B形式のフォグ用LEDがありますが、スペーシアの適合表では商品リンクがないため、購入前に適合を確認してください。
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
スペーシアMK53S以降のヘッドライト交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、ボンネットを開けてヘッドライト裏の防水カバーを外す
- 外す:コネクターを抜き、バルブを取り出す(固定方法はバルブの形状によって違うので、外す前に確認)
- 付ける:LEDのツメの向きを合わせて差し込み、固定してコネクターをつなぐ。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:ロー・ハイの切り替えと左右の明るさ、壁に当てたカットラインを確認
手が入りにくい場合は、無理をせず整備工場やカー用品店に任せましょう。交換後は光軸調整も確認してください。純正LEDでロービームを替えられない車は、レンズの黄ばみ・くもり取りで見え方が改善することがあります。
スペーシアMK53S以降のLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
【Q&A】スペーシアMK53S以降のヘッドライトでよくある質問
- ハロゲン車はロービームもLEDになりますか?
なります。MK53Sのハロゲン仕様車はH4(Hi/Lo一体)なので、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。
- LED仕様車のハイビームは交換できますか?
仕様によります。HID屋の適合表では、MK53Sの一部の仕様のハイビームHB3と、MK#4Sの一部の仕様のハイビームH1が「○」です。ハイビームも純正LEDの仕様は交換できません。ヘッドライト裏でバルブの有無と刻印を確認してください。
- 日本ライティングの表でLED車のロービームが「×」なのはなぜ?
ロービームが純正LEDでバルブが無いためです。同じ行のハイビームHB3は「●」になっています。
- フォグはLEDにできますか?
MK53Sの一部の仕様はH8、MK#4SはL1Bです。どちらもHID屋の適合表では商品リンクがなく、日本ライティングの表も「調査中」なので、購入前に確認が必要です。
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まとめ
- ハロゲン仕様車:H4(Hi/Lo一体)→ 1本でロー・ハイ両方がLEDに。HID屋 Mシリーズ(予算重視ならSE)
- LED仕様車:ロービームは交換対象外。ハイビームがHB3(MK53S)・H1(MK#4S)の仕様は交換できる
- フォグ:H8(MK53Sの一部)・L1B(MK#4S)はどちらも要確認


