スペーシアMK32S・MK42S(H25.3〜H29.11)のロービームは、ハロゲン仕様車がH4、HID仕様車がD4S・D4R・D2Sのいずれかです。HID屋の車種別適合表では、このすべてに「○」(適合製品あり)が付いています。ハロゲン車はH4用LEDでロー・ハイが同時にLEDになり、純正HID車も純正バラストに挿すD4S/D4R/D2S用LEDでロービームをLED化できます。
この記事では、HID屋と日本ライティングの適合表をもとに年式・仕様ごとのバルブ形状を整理し、おすすめのLEDと交換方法をまとめました。
【結論】スペーシアMK32S・MK42Sは仕様でこう選ぶ
→ HID屋 Mシリーズ H4(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 Dシリーズ(純正バラストに挿すだけ・¥10,680)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ おすすめ4選へスペーシアMK32S・MK42Sの仕様別バルブ形状【適合早見表】
ハロゲン仕様車(H25.3〜H29.11)
- ロービーム・ハイビーム
- H4 Hi/Lo ○
(1本でロー・ハイ両方) - ハイビーム欄
- H25.3〜H27.4の行のみ H7 ○の記載あり(日本ライティングの表には無し・要確認)
- フォグ
- H25.3〜H27.4:記載なし
H27.5〜:H8(HID屋は商品リンクなし=要確認/日本ライティングは●)
HID仕様車 D4S(H25.3〜H29.11)
- ロービーム
- D4S ○
(純正HID・D4S用LEDで交換可) - ハイビーム
- H27.5〜の一部の行:HB3 ○
- フォグ
- H25.3〜H27.4:H8/H27.5〜:H16
(HID屋は商品リンクなし=要確認)
HID仕様車 D4R(H25.3〜H29.11)
- ロービーム
- D4R ○
(純正HID・D4R用LEDで交換可) - ハイビーム
- HID屋の表は「ー」/日本ライティングの表はH7(要確認)
- フォグ
- H25.3〜H27.4:記載なし/H27.5〜:H8(要確認)
HID仕様車 D2S(MK42S H28.12〜H29.11)
- ロービーム
- D2S ○
(純正HID・D2S用LEDで交換可) - フォグ
- HID屋の表はH16(商品リンクなし)
日本ライティングの表(カスタムZ)は純正LED・要確認
出典:HID屋 車種別適合表(スペーシア)/日本ライティング 適合情報(スペーシア)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
日本ライティングの適合表では、HID車のロービーム(D4S・D4R・D2S)のLEDが「×」になっていますが、これは同社にD4S/D4R/D2S用のLEDが無いためです(同社はHIDバーナーのみ「●」)。「純正HIDはLEDにできない」という意味ではありません。HID屋の適合表では、D4S・D4R・D2Sのいずれも「○」です。
H4はロービームとハイビームの発光部を1本に持つバルブなので、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。フォグは、日本ライティングの表で「スペーシア カスタム(H25.06〜・HID車)」のH8が「×(FOGランプ裏側スペースなし)」、標準車のH8は「●」です。カスタムのフォグは裏のスペースに注意しましょう。
▶ 自分のスペーシアの仕様を見分ける方法(タップで開く)
- 車検証で型式(MK32S/MK42S)と初度登録年月を確認する
- ヘッドライト裏の防水カバーを外し、バルブ根元に「H4」の刻印があればハロゲン仕様
- バラストとコネクターが見え、点灯直後に数秒かけて明るくなる場合はHID仕様
- HID仕様はバルブの刻印でD4S・D4R・D2Sのどれかを確認する(「S」と「R」で製品が違う)
スペーシアMK32S・MK42SにおすすめのLED4選
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium(H4 Hi/Lo)
🏆 ハロゲン仕様車の本命
H4 1本でロー・ハイ両方が明るく
ハロゲン仕様車のH4に使えます。1本でロービームとハイビームの両方がLEDになります。同じシリーズにH7・HB3もあるので、HID屋の表でハイビーム欄にH7やHB3が載っている仕様でも揃えられます。公式ストアの評価は★4.85(559件)。ファン付きなので、防水カバーが閉まるかを事前に確認しましょう。
- メリット
- H4 1本でロー・ハイ両方をLED化
- 明るさと価格のバランスがよい
- 2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
2位:HID屋 LEDヘッドライト Dシリーズ(D4S・D4R・D2S)
⚡ 純正HID車のロービームに
純正バラストに挿すだけでLED化
純正HID仕様車のロービーム用です。純正バラストのソケットに挿すだけでLED化でき、HIDと違って点灯直後から明るくなります。2022年7月からD2R/D4R用は専用タイプになっているので、D4R車は「D4R専用タイプ」を選びましょう。自動車メーカー製の純正バラスト専用です。詳しくはD4S LED化の記事・D2S LED化の記事で解説しています。
- メリット
- 純正バラストに挿すだけ
- 点灯直後から明るい
- 2年保証
- デメリット
- 裏蓋が閉まるか事前に寸法確認が必要
- 社外バラストは動作保証外
3位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)H4
冷却ファンのないファンレスで、後ろが短く作動音もありません。¥5,980で、ホワイトのほかに電球色も選べます。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か・後ろが短い
- 電球色も選べる
- デメリット
- 明るさはMシリーズより控えめ
4位:日本ライティング H4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL004)
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのH4用LEDです。同社の適合表で「スペーシア(H25.03〜・MK32S,42S)ハロゲン車」のヘッドライトH4が「●」になっています。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の適合表でハロゲン車のH4が●
- 2年保証
- デメリット
- ¥25,150と高め
- HID車(D4S等)用のLEDは無い
フォグをLED化するなら:HID屋 Vシリーズ 2色切替
白と黄色を1本で切り替えられるフォグ用LEDです。H8・H16に対応します。ただしHID屋の適合表ではスペーシアのフォグ欄に商品リンクがないため、購入前にHID屋へ適合を確認してください。カスタムは日本ライティングの表で「FOGランプ裏側スペースなし」とされているので、特に注意が必要です。
HIDのまま新品にしたい方へ:HID屋 HIDバルブ D4/D2
HIDは経年で暗くなり、色も青紫に寄っていきます。LEDにせず純正HIDのまま明るさを戻したいなら、バルブの新品交換が安上がりです(D4は¥5,900・1年保証、D2は¥4,930)。規格の違いはHIDバルブの選び方で解説しています。
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
スペーシアMK32S・MK42Sのヘッドライト交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、ボンネットを開けてヘッドライト裏の防水カバーを外す。HID車は必ずバッテリーのマイナス端子を外す(点灯時に高電圧がかかる)
- 外す:コネクターを抜き、留め金(スプリング)を外してバルブを取り出す
- 付ける:LEDのツメの向きを合わせて差し込み、留め金で固定してコネクターをつなぐ(HID車は純正バラストのコネクターに接続)。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:ロー・ハイの切り替えと左右の明るさ、壁に当てたカットラインを確認
手が入りにくい場合は、無理をせず整備工場やカー用品店に任せましょう。交換後は光軸調整も確認してください。LEDにしても暗いと感じる場合は、レンズの黄ばみ・くもりが原因のこともあります。
スペーシアMK32S・MK42SのLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
【Q&A】スペーシアMK32S・MK42Sのヘッドライトでよくある質問
- 純正HID車のロービームはLEDにできますか?
できます。HID屋の適合表ではD4S・D4R・D2Sのいずれも「○」です。純正バラストに挿すHID屋 Dシリーズなどを使います。ハロゲン用のLEDは使えません。
- 日本ライティングの表でHID車のLEDが「×」なのはなぜ?
同社にD4S/D4R/D2S用のLEDが無いためです。同社の表でも、HIDバーナーは「●」になっています。
- ハロゲン車はロービームもLEDになりますか?
なります。H4は1本にロービームとハイビームの両方が入っているので、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。
- フォグはLEDにできますか?
H8またはH16です。HID屋の適合表では商品リンクがないので購入前に確認が必要です。日本ライティングの表では標準車のH8が「●」、カスタムのH8は「×(FOGランプ裏側スペースなし)」です。
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まとめ
- ハロゲン仕様車:H4(Hi/Lo一体)→ 1本でロー・ハイ両方がLEDに。HID屋 Mシリーズ H4(予算重視ならSE H4)
- 純正HID仕様車:D4S・D4R・D2S → 純正バラストに挿す HID屋 Dシリーズ でLED化できる
- フォグ:H8/H16。HID屋の表は商品リンクなしのため要確認
- HIDのまま明るさを戻すなら、HIDバルブの新品交換も選択肢


