アルファード20系(H20.5〜H26.12)は、適合表に載っている全グレードが純正HID仕様(ロービームD4S)です。「HIDだからロービームはLEDにできない」と思われがちですが、純正バラストに挿すD4S用LEDを使えばロービームもLED化できます。ハイビームはHB3、フォグは前期HB4・後期H11で、こちらも交換できます。
この記事では、HID屋と日本ライティングの車種別適合表をもとに前期・後期のバルブ形状を整理し、箇所ごとのおすすめLEDと交換方法をまとめました。
【結論】アルファード20系は箇所でこう選ぶ
→ HID屋 Dシリーズ(純正バラストに挿すだけ・¥10,680)
→ HID屋 Mシリーズ(片側49,600cd※・¥10,780)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ おすすめ4選へアルファード20系の年式別バルブ形状【適合早見表】
前期(H20.5〜H23.10)
- ロービーム
- D4S ○
(純正HID・D4S用LEDで交換可) - ハイビーム
- HB3 ○
- フォグ
- HB4
後期(H23.11〜H26.12)
- ロービーム
- D4S ○
(純正HID・D4S用LEDで交換可) - ハイビーム
- HB3 ○
- フォグ
- H11
出典:HID屋 車種別適合表(アルファード)/日本ライティング 適合情報(アルファード)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
日本ライティングの適合表ではロービームのLEDが「×」ですが、これは同社にD4S用のLEDが無いためです(同社はHIDバーナーのみ「●」)。HID屋の適合表では、D4S用LED(Dシリーズ・DSシリーズなど)が「○」になっています。
フォグは平成23年11月のマイナーチェンジで前期HB4→後期H11に変わります。日本ライティングの適合表には「コーナーセンサー付車は別途オプションパーツが必要」との注記があるので、該当する方は購入前に確認しましょう。
▶ 自分の20系が前期か後期かを見分ける方法(タップで開く)
- 車検証の初度登録年月を見る。平成23年11月より前なら前期(フォグHB4)、以降なら後期(フォグH11)
- 境目の年式なら、フォグのバルブを抜いて根元の刻印(「HB4」「H11」)を確認する
アルファード20系におすすめのLED4選
1位:HID屋 LEDヘッドライト Dシリーズ(ロービームD4S)
🏆 ロービームを明るくするならこれ
純正HIDのままLED化できる
純正バラストのソケットに挿すだけでロービームをLED化できるD4S用のLEDです。HIDと違って点灯直後から明るさが最大になります。自動車メーカー製の純正バラスト専用で、裏蓋が閉まるかは車種ごとに確認が必要です(メーカーも把握していないと明記)。詳しくはD4S LED化の記事で解説しています。
- メリット
- 純正バラストに挿すだけ
- 点灯直後から明るい
- 2年保証
- デメリット
- 裏蓋が閉まるか事前に寸法確認が必要
- 社外バラストは動作保証外
2位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium(ハイHB3・フォグHB4/H11)
💡 ハイビームとフォグをまとめて
HB3・HB4・H11を同じシリーズで
HB3とHB4は兼用品で、付属のOリングを付け替えて使います。ハイビームのHB3と前期フォグのHB4を同じ製品で揃えられ、後期フォグのH11も同シリーズにあります。公式ストアの評価は★4.85(559件)。
- メリット
- HB3・HB4・H11を1シリーズで揃えられる
- 明るさと価格のバランスがよい
- 2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
3位:日本ライティング HB3/HB4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL013)
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのLEDです。同社の適合表で20系のハイビーム(HB3)と前期フォグ(HB4)が「●」になっています。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の適合表で20系のハイ・前期フォグが●
- 2年保証
- デメリット
- 2万円台と高め
- ロービーム(D4S)用のLEDは無い
4位:日本ライティング H8/H9/H11/H16 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL010)
後期(H23.11〜)のフォグH11に使えるモデルです。日本製にこだわって、ハイビームと後期フォグを日本ライティングで揃えたい方向けです。
- メリット
- 全工程国内製造
- 6,400lm(2本分)
- 2年保証
- デメリット
- 2万円台と高め
フォグをLED化するなら:HID屋 Vシリーズ 2色切替
白と黄色を1本で切り替えられるフォグ用LEDです。20系のフォグ(前期HB4・後期H11)のどちらにも付けられます。雨や霧の多い地域なら黄色に切り替えられると便利です。
HIDのまま新品にしたい方へ:HID屋 HIDバルブ D4
HIDは経年で暗くなり、色も青紫に寄っていきます。LEDにせず純正HIDのまま明るさを戻したいなら、バルブの新品交換が安上がりです(¥5,900・1年保証)。規格の違いはHIDバルブの選び方で解説しています。
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
アルファード20系のヘッドライト交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、ボンネットを開けてヘッドライト裏の防水カバーを外す
- 外す:コネクターを抜き、バルブを反時計回りに回して取り出す
- 付ける:LEDを差し込んで固定し、コネクターをつなぐ。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:ロー・ハイの切り替えと左右の明るさ、壁に当てたカットラインを確認。ロービーム(HID)の作業前は必ずバッテリーのマイナス端子を外す(点灯時に高電圧がかかる)
フォグはバンパー裏にあり、タイヤハウスのインナーカバーをめくって作業します。手が入りにくい場合は無理をせず、整備工場やカー用品店に任せましょう。交換後は光軸調整も確認してください。
LEDにしても暗いと感じる場合は、レンズの黄ばみ・くもりが原因のことがあります。ヘッドライトの黄ばみの取り方も参考にしてください。
アルファード20系のLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
【Q&A】アルファード20系のヘッドライトでよくある質問
- アルファード20系のロービームはLEDにできますか?
できます。20系のロービームは純正HID(D4S)なので、純正バラストに挿すD4S用LED(HID屋 Dシリーズなど)を使います。ハロゲン用のLEDは使えません。
- 20系のハイビームとフォグのバルブは?
ハイビームは前期・後期ともHB3です。フォグは前期(〜H23.10)がHB4、後期(H23.11〜)がH11です。
- 日本ライティングの適合表でロービームが「×」なのはなぜ?
同社にD4S用のLEDが無いためです。同社の表でも、D4SのHIDバーナーは「●」になっています。
- 片側だけ交換してもいいですか?
おすすめしません。色と明るさに左右差が出るので、左右セットで交換しましょう。
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まとめ
- ロービーム:純正HID(D4S)→ 純正バラストに挿す HID屋 Dシリーズ でLED化できる
- ハイビーム:前期・後期ともHB3 → HID屋 Mシリーズ
- フォグ:前期HB4・後期H11(平成23年11月が境目)
- HIDのまま明るさを戻すなら、HIDバルブの新品交換も選択肢


