タントLA650S・LA660S(R1.7〜)は、HID屋の車種別適合表に載っている全グレードが純正LEDヘッドライト仕様です。ロービームは純正LEDでバルブ交換の対象外、ハイビーム欄は「ー」(別体のバルブなし)なので、ヘッドライトはバルブ交換では明るくできません。
交換できるのはフォグです。R4.9以降のモデルはフォグがL1Bで、HID屋のL1B用LEDフォグの対応車種一覧に「タント R4.9〜 LA650S/LA660S ※全グレード含む」と載っています。R1.7〜R4.8のモデルはフォグも純正LEDです。この記事では適合表をもとに年式ごとの違いを整理し、L1B用のおすすめLEDフォグと、ヘッドライトを明るく保つ方法をまとめました。
【結論】タントLA650Sは年式でこう選ぶ
→ HID屋 LEDフォグ L1B 2色切替(¥7,980・★4.87)
→ HID屋 LEDフォグ L1B 単色(ホワイト7,200lm・¥8,380)
→ レンズの手入れ・光軸点検(バルブ交換できる箇所なし)
タントLA650Sの年式別バルブ形状【適合早見表】
R1.7〜R4.8(LED仕様車)
- ロービーム
- 純正LED
(バルブ交換の対象外) - ハイビーム
- 「ー」(別体のバルブなし)
- フォグ
- 純正LED
(バルブ交換の対象外)
R4.9〜(LED仕様車)
- ロービーム
- 純正LED
(バルブ交換の対象外) - ハイビーム
- 「ー」(別体のバルブなし)
- フォグ
- L1B ○
(HID屋のL1Bフォグ対応車種一覧に全グレード掲載)
出典:HID屋 車種別適合表(タント)/HID屋 LEDフォグランプ L1B 2色切替(対応車種一覧)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
HID屋の適合表では、LA650S・LA660Sの行はすべて「LED仕様車」で、ハロゲン仕様車や純正HID仕様車の行はありません。R1.7〜R4.8の2行はフォグが「LED」、R4.9以降の3行はフォグが「L1B」です。適合表のフォグ欄には商品リンクがありませんが、HID屋のL1B用LEDフォグ(3製品)の対応車種一覧にはタント R4.9〜 LA650S/LA660Sが「全グレード含む」として載っています。
日本ライティングの適合情報には、LA650Sの行がありません(掲載はLA60#までのハロゲン車)。同社の公式ストアでもL1B用の製品は見当たらないため(2026年9月時点)、この記事ではHID屋の製品を紹介します。L1BはH8・H11・H16とは形状が違う規格なので、H8/H11/H16用のフォグLEDは付きません。旧型タントの情報と混同しないようにしましょう。
▶ 自分のLA650SがL1Bのフォグか見分ける方法(タップで開く)
- 車検証の初度登録年月を見る。R4.9以降ならフォグL1Bのモデル
- 境目の年式や中古車は、フォグ裏のコネクターを外してバルブを回して抜き、根元の「L1B」の刻印を確認する
- バルブを回して外す部分がなく、ユニットに配線が直接つながっていれば純正LEDフォグ(R1.7〜R4.8)
タントLA650S(R4.9〜)のフォグL1Bにおすすめ3選
1位:HID屋 LEDフォグランプ L1B 2色切替
🏆 LA650Sのフォグはこれ
白と黄をスイッチで切り替え、¥7,980
L1B専用設計のフォグ用LEDで、対応車種一覧に「タント R4.9〜 LA650S/LA660S ※全グレード含む」とあります。晴れた日は白、雨や霧の日は黄色と使い分けられます。LEDチップを一列に並べ、色を切り替えても照射位置がずれにくい設計です。メモリー機能付きで次回点灯時は消したときの色になるので、車検の前はホワイトかイエローにしてから消灯しましょう(レモンイエロー・ライムイエロー・エメラルドグリーンの組み合わせは車検非対応または不適合の場合あり)。
- メリット
- タントLA650S(R4.9〜)が対応車種一覧に掲載
- 白と黄を切り替えられる
- ¥7,980と3製品で最安・2年保証
- デメリット
- 明るさは単色モデルより控えめ
- リフレクターとの相性で配光にムラが出る場合あり
2位:HID屋 LEDフォグランプ L1B 単色
💡 明るさを優先するなら
ホワイト・イエローとも7,200lm
色を1色に決めて、明るさを優先したい方向けです。2色切替モデルより明るく、対応車種一覧にタント R4.9〜 LA650S/LA660S(全グレード)が載っています。車検に使うならホワイトかイエローを選びましょう(レモンイエローは車検NGと判断される場合あり、ライムイエローは車検非対応)。
- メリット
- 7,200lmと3製品で最も明るい
- タントLA650S(R4.9〜)が対応車種一覧に掲載
- 2年保証
- デメリット
- 色の切り替えはできない
- 消費電力は40W
3位:HID屋 LEDフォグランプ L1B 2色切替 デイライト機能付き
白・黄の2色切替に、12色から選べるデイライト機能を加えたモデルです。コントローラーとヒューズ電源の配線が付属し、メーカーも専門知識のある方か専門業者での取り付けをすすめています。対応車種一覧にタント R4.9〜 LA650S/LA660S(全グレード)が載っています。
- メリット
- 2色切替+デイライト機能
- タントLA650S(R4.9〜)が対応車種一覧に掲載
- 2年保証
- デメリット
- 配線作業があり業者施工推奨
- レビュー件数がまだ少ない
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
フォグL1Bの交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、フォグが冷えるまで待つ
- アクセス:フォグの裏側に手が届くよう、タイヤハウス側またはバンパー下から作業スペースを作る(手が入らない場合は無理をしない)
- 外す:コネクターを抜き、純正のL1Bを回して取り出す
- 付ける:L1B用LEDを差し込んで回して固定し、コネクターをつなぐ。取り付け前に点灯確認をする
- 確認:左右の色と明るさ、光が上に漏れていないかを壁に当てて確認
作業位置が狭く手が入りにくい場合は、整備工場やカー用品店に任せましょう。フォグ交換の流れはフォグランプ交換を自分でやる方法、白と黄色の選び方はLEDフォグランプの選び方でも解説しています。
ヘッドライトを明るく保つ方法(交換できない場合)
LA650Sのヘッドライトは純正LEDでバルブ交換ができないため、レンズと光軸の状態を保つのが現実的です。レンズが黄ばんだり白くくもったりすると光が通りにくくなるので、ヘッドライトの黄ばみの取り方・ヘッドライト磨きのやり方・ヘッドライトクリーナーおすすめを参考に手入れしましょう。
手前が暗いと感じる場合は、光の向きが下がっていることもあります。光軸調整を点検してもらうと改善することがあります。純正LEDユニットの不具合は、保証期間内ならまずディーラーに相談しましょう。
タントLA650SのフォグLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
フォグは白色または淡黄色で、左右同じ色にする必要があります。明るいフォグほど、光が上に漏れると対向車の眩惑につながります(フォグランプの車検基準)。
【Q&A】タントLA650Sのヘッドライトでよくある質問
- タントLA650Sのロービーム・ハイビームはLEDに交換できますか?
できません。HID屋の適合表に載っているLA650S・LA660Sはすべて純正LED仕様車で、ロービームは純正LED、ハイビーム欄は「ー」(別体のバルブなし)です。
- フォグはどの年式でも交換できますか?
R4.9以降のモデルはフォグがL1Bで、HID屋のL1B用LEDフォグの対応車種一覧に全グレードが載っています。R1.7〜R4.8のモデルはフォグも純正LEDで、バルブ交換の対象外です。
- L1BにH8・H11・H16用のLEDは使えますか?
使えません。L1Bは形状が違う規格です。旧型タント(L375SはH8、LA600SはH16)の情報を見て買うと付かないので、「L1B」と明記された製品を選んでください。
- 日本ライティングの製品は使えますか?
日本ライティングの適合情報にはLA650Sの行がなく、公式ストアでもL1B用の製品は見当たりません(2026年9月時点)。
- 2色切替フォグで車検は通りますか?
ホワイト(6500K)とイエロー(3000K)は車検対応とされています。メモリー機能で消灯時の色が次回も点くので、車検前はホワイトかイエローにしてから消灯しましょう。
▼ あわせて読みたい
まとめ
- ヘッドライト:LA650Sは全グレード純正LED。ロー・ハイともバルブ交換はできない
- R4.9〜のフォグ:L1B → HID屋 L1B 2色切替(明るさ重視ならL1B 単色)
- R1.7〜R4.8のフォグ:純正LEDで交換対象外
- ヘッドライトはレンズの手入れと光軸点検で明るさを保つ
- 旧型のL375S・LA600Sは条件が違います(タントL375S・LA600SのヘッドライトLED化)


