フィットGR(R2.2〜)のヘッドライトは、HID屋の車種別適合表ではハロゲン仕様車(GR1/2)とLED仕様車(GR1〜GR8)に分かれます。ハロゲン仕様車のヘッドライトはH4(Hi/Lo一体)で「○」。1本のバルブにロービームとハイビームの両方が入っているので、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。
LED仕様車はヘッドライトが純正LEDで交換対象外ですが、フォグはL1Bです。HID屋のL1B用LEDフォグの対応車種一覧には「フィット R2.2〜 GR1〜8 ※グレードLUXEのみ取付可」とあります。この記事では両社の適合表をもとに仕様ごとのバルブ形状を整理し、おすすめのLEDと交換方法をまとめました。
【結論】フィットGRは仕様でこう選ぶ
→ HID屋 Mシリーズ H4(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 SE H4(ファンレス・¥5,980)
→ HID屋 LEDフォグ L1B 2色切替(¥7,980)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ おすすめ4選へフィットGRの仕様別バルブ形状【適合早見表】
ハロゲン仕様車(GR1/2・R2.2〜)
- ロービーム・ハイビーム
- H4 Hi/Lo ○
(1本でロー・ハイ両方) - フォグ
- 純正LED
(バルブ交換の対象外)
LED仕様車(GR1〜GR8・R2.2〜)
- ロービーム
- 純正LED
(バルブ交換の対象外) - ハイビーム
- 「ー」(別体のバルブなし)
- フォグ
- L1B
(HID屋のL1Bフォグ対応車種一覧ではグレードLUXEのみ取付可)
出典:HID屋 車種別適合表(フィット)/日本ライティング 適合情報(フィット)/HID屋 LEDフォグランプ L1B 2色切替(対応車種一覧)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
H4はロービームとハイビームの発光部を1本に持つバルブです。「ハイビームはH4、ロービームは✕(ハロゲン一体)」という書き方を見かけますが誤りで、HID屋の適合表ではH4はロービーム欄で「○」、ハイビーム欄は「ー」(H4に含まれるため別のバルブが無い)になっています。
日本ライティングの適合表では、GR1〜8系ハロゲンヘッドランプ仕様車のヘッドライトH4が「●」、フォグは「LED ×」(純正LEDフォグ)です。同社の表にLED仕様車の行は無く、公式ストアでもL1B用の製品は見当たりません(2026年9月時点)。LED仕様車のフォグL1Bは、HID屋の適合表ではフォグ欄に商品リンクがありませんが、L1B用LEDフォグの製品ページの対応車種一覧に掲載があります(LUXEのみ)。
▶ 自分のGRがハロゲンかLEDかを見分ける方法(タップで開く)
- ボンネットを開けてヘッドライト裏を見る。ゴムの防水カバーがあり、外すとバルブの根元が見えればハロゲン仕様(根元に「H4」の刻印)
- バルブの差し込み口がなく、ユニットに配線が直接つながっていれば純正LED
- LED仕様車でフォグを替えたい場合は、車検証や販売時の資料でグレードが「LUXE」か確認する。フォグのバルブを回して抜き、「L1B」の刻印を見るとさらに確実
フィットGRにおすすめのLED4選
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium(H4 Hi/Lo)
🏆 ハロゲン車のヘッドライトはこれ
H4 1本でロー・ハイ両方が明るく
HID屋の適合表で、GR1/2のハロゲン仕様車はH4が「○」です。H4用なので、1本でロービームとハイビームの両方がLEDになります。公式ストアの評価は★4.85(559件)。冷却ファン付きのぶん後ろが長いので、防水カバーが閉まるかを取り付け前に確認しましょう。H4の構造はH4バルブの種類と違い、比較はH4 LEDバルブおすすめで解説しています。
- メリット
- H4 1本でロー・ハイ両方をLED化
- 明るさと価格のバランスがよい
- 12V・24V対応・2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
2位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)H4
💰 安く・静かに替えたいなら
ファンレスで¥5,980、電球色も選べる
冷却ファンのないファンレスで、後ろが短く作動音もありません。ヘッドライト裏のスペースが気になる方や、費用を抑えたい方に向いています。ホワイト(6500K)のほかに電球色も選べます。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か・後ろが短い
- 電球色も選べる
- デメリット
- 明るさはMシリーズより控えめ
3位:HID屋 LEDフォグランプ L1B 2色切替(LED仕様車・LUXEのみ)
LED仕様車のフォグ(L1B)用です。対応車種一覧の記載は「フィット R2.2〜 GR1/2/3/4/5/6/7/8 ※グレードLUXEのみ取付可」なので、LUXE以外のグレードには付けられない点に注意してください。白と黄色を切り替えられ、メモリー機能で次回点灯時は消したときの色になるので、車検の前はホワイトかイエローにしてから消灯しましょう。明るさ重視ならL1B 単色(7,200lm・¥8,380)、デイライト機能付きのL1B 2色切替 デイライト付き(¥9,580・業者施工推奨)もあり、どちらも対応車種一覧の条件は同じ(LUXEのみ)です。
- メリット
- フィットGR(LUXE)が対応車種一覧に掲載
- 白と黄を切り替えられる
- ¥7,980・2年保証
- デメリット
- LUXE以外のグレードは取付不可
- リフレクターとの相性で配光にムラが出る場合あり
4位:日本ライティング H4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL004)
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのH4用LEDです。同社の適合表で、GR1〜8系ハロゲンヘッドランプ仕様車のヘッドライトH4が「●」になっています。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の適合表でGRのハロゲン車が●
- 2年保証
- デメリット
- ¥25,150と高め
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
フィットGRのH4バルブ交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、ボンネットを開けてヘッドライト裏のゴム製防水カバーを外す
- 外す:コネクターを抜き、バルブを押さえている留め金(スプリング)を外してバルブを取り出す
- 付ける:H4 LEDのツメの向きを合わせて差し込み、留め金で固定してコネクターをつなぐ。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:ロー・ハイの切り替えと左右の明るさ、壁に当てたカットラインを確認
手が入りにくい場合は無理をせず、整備工場やカー用品店に任せましょう。交換後は光軸調整も確認してください。作業の流れはヘッドライトバルブの交換方法でも解説しています。
純正LED車のヘッドライトや、LEDにしても暗いと感じる場合は、レンズの黄ばみ・くもりが原因のことがあります。ヘッドライトの黄ばみの取り方やヘッドライト磨きのやり方、ヘッドライトクリーナーおすすめも参考にしてください。
フィットGRのLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
明るいLEDほど、光軸がずれていると対向車の眩惑につながります。フォグの色は左右同じにそろえましょう(フォグランプの車検基準)。
【Q&A】フィットGRのヘッドライトでよくある質問
- フィットGRのロービームもLEDにできますか?
ハロゲン仕様車はできます。H4は1本にロービームとハイビームの両方が入っているので、H4用LEDに替えればロー・ハイが同時にLEDになります。HID屋の適合表でもロービーム欄のH4が「○」です。
- 純正LED仕様車は何か交換できますか?
ヘッドライトは純正LEDで交換対象外です。フォグはL1Bで、HID屋のL1B用LEDフォグの対応車種一覧では「グレードLUXEのみ取付可」とされています。
- ハロゲン仕様車のフォグは交換できますか?
HID屋・日本ライティングとも、ハロゲン仕様車のフォグは純正LEDとされており、バルブ交換の対象外です。
- L1BにH8・H11・H16用のLEDは使えますか?
使えません。L1Bは形状が違う規格なので、「L1B」と明記された製品を選んでください。
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まとめ
- ハロゲン仕様車(GR1/2):H4(Hi/Lo一体)→ 1本でロー・ハイ両方がLEDに。HID屋 Mシリーズ H4(予算重視ならSE H4)。フォグは純正LED
- LED仕様車(GR1〜8):ヘッドライトは交換対象外。フォグL1B → HID屋 L1B 2色切替(グレードLUXEのみ取付可)
- 日本ライティングはハロゲン車のH4が●(L1B用の製品は無し)



