ヴォクシー80系(H26.1〜R3.12・ZWR80/ZRR8#)は、前期(〜H29.6)にハロゲン仕様とLED仕様があり、後期(H29.7〜)は適合表に載っているのがLED仕様だけです。HID屋の車種別適合表では、前期ハロゲン仕様はロービームH11・ハイビームHB3とも適合製品があり、前期LED仕様もハイビームHB3はLED化できます。ロービームを替えられないのは純正LEDの車だけです。
この記事では、HID屋と日本ライティングの適合表をもとに仕様ごとのバルブ形状を整理し、箇所ごとのおすすめLEDと交換方法をまとめました。
【結論】ヴォクシー80系は仕様でこう選ぶ
→ HID屋 Mシリーズ(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 SEシリーズ(ファンレス・¥5,980)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ おすすめ4選へヴォクシー80系の仕様別バルブ形状【適合早見表】
前期 ハロゲン仕様(H26.1〜H29.6)
- ロービーム
- H11 ○
- ハイビーム
- HB3 ○
- フォグ
- H16
前期 LED仕様(H26.1〜H29.6)
- ロービーム
- 純正LED(バルブ交換不可)
- ハイビーム
- HB3 ○
- フォグ
- H16
後期 LED仕様(H29.7〜R3.12)
- ロービーム
- 純正LED(バルブ交換不可)
- ハイビーム
- 純正LED(バルブ交換不可)
- フォグ
- 純正LED
出典:HID屋 車種別適合表(ヴォクシー)/日本ライティング 適合情報(ヴォクシー)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
日本ライティングの適合表では、前期ハロゲン仕様のロービームH11が「×(ロービーム裏側にカバーがある為)」になっています。これは同社のLEDが裏側のカバーに当たって収まらないという意味で、HID屋の適合表ではH11が「○」です。ファン付きのLEDを選ぶときは、防水カバーが閉まるかを購入前に確認しましょう。後ろが短いファンレスのLEDのほうが収まりやすくなります。
フォグは前期ならハロゲン仕様・LED仕様ともH16で、日本ライティングの表では「●」です(HID屋の表には製品の記載がないので、H16対応品を選んでください)。後期の純正LEDフォグは、日本ライティングの表でLEDパワーアップキット(Zeus ZCF001など)が「●」になっています。
▶ 自分の80系の仕様を見分ける方法(タップで開く)
- 車検証の初度登録年月を見る。平成29年7月以降なら後期(ヘッドライトは純正LED)
- 前期はヘッドライト裏の防水カバーを外し、ロービームの根元に「H11」の刻印があればハロゲン仕様
- ロービーム側にバルブを差し込む部分がなく、ユニットに光る部品が組み込まれていればLED仕様(ハイビームのHB3は別体で交換可)
ヴォクシー80系におすすめのLED4選
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium(H11・HB3・H16)
🏆 前期ハロゲン仕様の本命
ロー・ハイ・フォグを同じシリーズで
前期ハロゲン仕様のロービームH11、前期のハイビームHB3、フォグH16に使えます。前期LED仕様なら、ハイビームHB3をこれに替えるとロービームとの色の差がなくなります。公式ストアの評価は★4.85(559件)。ファン付きなので、防水カバーが閉まるかを事前に確認しましょう。
- メリット
- H11・HB3・H16を1シリーズで揃えられる
- 明るさと価格のバランスがよい
- 2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
2位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)
💰 裏側のカバーが気になるなら
ファンレスで後ろが短く、¥5,980
冷却ファンのないファンレスで後ろが短く、裏側のカバーがあるロービームH11でも収まりやすいシリーズです。作動音がなく、ロー・ハイを両方替えても2セット¥11,960に収まります。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か・後ろが短い
- 電球色も選べる
- デメリット
- 明るさはMシリーズより控えめ
3位:日本ライティング HB3/HB4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL013)
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのLEDです。同社の適合表で、前期(ハロゲン仕様・LED仕様とも)のハイビームHB3が「●」になっています。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の表で前期のハイビームHB3が●
- 2年保証
- デメリット
- 2万円台と高め
- ロービームH11は同社の表で×
4位:日本ライティング H8/H9/H11/H16 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL010)
前期のフォグH16に使えるモデルです(同社の表で「●」)。ハイビームとフォグを日本製で揃えたい方向けです。ロービームH11は同社の表で×なので、フォグ用として選びましょう。
- メリット
- 全工程国内製造
- 6,400lm(2本分)
- 2年保証
- デメリット
- 2万円台と高め
- ロービームH11には使えない(同社の表で×)
フォグをLED化するなら:HID屋 Vシリーズ 2色切替
白と黄色を1本で切り替えられるフォグ用LEDです。前期80系のフォグH16に付けられます。雨や霧の多い地域なら黄色に切り替えられると便利です。後期の純正LEDフォグには使えません。
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
ヴォクシー80系のヘッドライト交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、ボンネットを開けてヘッドライト裏の防水カバーを外す
- 外す:コネクターを抜き、バルブを反時計回りに回して取り出す
- 付ける:LEDを差し込んで固定し、コネクターをつなぐ。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:ロー・ハイの切り替えと左右の明るさ、壁に当てたカットラインを確認
フォグはバンパー裏にあり、タイヤハウスのインナーカバーをめくって作業します。手が入りにくい場合は無理をせず、整備工場やカー用品店に任せましょう。交換後は光軸調整も確認してください。
純正LEDのロービームが暗いと感じる場合は、レンズの黄ばみ・くもりが原因のことがあります。ヘッドライトの黄ばみの取り方やヘッドライトクリーナーおすすめ10選も参考にしてください。
ヴォクシー80系のLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
【Q&A】ヴォクシー80系のヘッドライトでよくある質問
- ヴォクシー80系のロービームはLEDにできますか?
前期(H26.1〜H29.6)のハロゲン仕様はできます。HID屋の適合表でロービームH11が「○」です。前期LED仕様と後期(H29.7〜)は純正LEDなので、バルブ交換はできません。
- 日本ライティングの表でロービームH11が「×」なのはなぜ?
「ロービーム裏側にカバーがある為」と注記されており、同社のLEDが収まらないという意味です。HID屋の適合表ではH11は「○」です。後ろが短いファンレスのLEDのほうが収まりやすくなります。
- 前期LED仕様でも交換できる箇所はありますか?
ハイビームのHB3と、フォグのH16は交換できます。ハイビームをLEDにすると、ロービームとの色の差がなくなります。
- 後期(H29.7〜)のフォグは明るくできますか?
後期のフォグは純正LEDです。日本ライティングの適合表では、LEDパワーアップキット(Zeus ZCF001など)が「●」になっています。対応品番は購入前に同社で確認してください。
▼ あわせて読みたい
まとめ
- 前期ハロゲン仕様:ロービームH11・ハイビームHB3 → HID屋 Mシリーズ(カバーが気になるならSEシリーズ)
- 前期LED仕様:ロービームは交換不可。ハイビームHB3とフォグH16はLED化できる
- 後期(H29.7〜):ロー・ハイ・フォグとも純正LED
- フォグH16 → Vシリーズ 2色切替か日本ライティング WL010


