ヴォクシー70系(H19.6〜H25.12・ZRR7#)は、HID屋の車種別適合表でハロゲン仕様・HID仕様のどちらもロービームとハイビームに適合製品があります。ハロゲン仕様はロービームH11・ハイビームHB3、HID仕様はロービームが純正HIDのD4Sで、純正バラストに挿すD4S用LEDを使えばLED化できます。ただしHID屋のD4S用LED(Dシリーズ)は、メーカーが「ヴォクシー70系煌II」を不適合車種として公表しています。
この記事では、HID屋と日本ライティングの適合表をもとに仕様ごとのバルブ形状を整理し、箇所ごとのおすすめLEDと交換方法をまとめました。
【結論】ヴォクシー70系は仕様でこう選ぶ
→ HID屋 Mシリーズ(片側49,600cd※・¥10,780)
→ HID屋 Dシリーズ(純正バラストに挿すだけ・¥10,680)
※明るさはシリーズ内の1種類のバルブでのメーカー測定値
▼ おすすめ4選へヴォクシー70系の仕様別バルブ形状【適合早見表】
ハロゲン仕様(H19.6〜H25.12)
- ロービーム
- H11 ○
- ハイビーム
- HB3 ○
- フォグ
- H11
HID仕様(H19.6〜H25.12)
- ロービーム
- D4S ○
(純正HID・D4S用LEDで交換可。煌IIはDシリーズ不適合) - ハイビーム
- HB3 ○
- フォグ
- H11
(日本ライティングの表では「Z・ZS煌」がHB4)
出典:HID屋 車種別適合表(ヴォクシー)/日本ライティング 適合情報(ヴォクシー)。「○」は適合製品があるもの。同じ年式でもグレードで仕様が違うので、購入前にバルブの刻印で確認してください。
日本ライティングの適合表では、ハロゲン仕様のロービームH11が「×(ロービーム裏側にカバーがある為)」になっています。これは同社のLEDが裏側のカバーに当たって収まらないという意味で、HID屋の適合表ではH11が「○」です。ファン付きのLEDを選ぶときは、防水カバーが閉まるかを購入前に確認しましょう。後ろが短いファンレスのLEDのほうが収まりやすくなります。
HID仕様のロービームD4Sも、日本ライティングの表では「LED×・HID●」です。同社にD4S用のLEDが無いためで、HID屋の適合表では「○」になっています。なお日本ライティングの表では、H19.6〜H22.4の「Z・ZS煌」はD4SのHIDも「×」、フォグがHB4(その他のグレードはH11「H11のみ取付可」)となっています。煌系のグレードは購入前に販売店へ適合を確認してください。
▶ 自分の70系がハロゲンかHIDかを見分ける方法(タップで開く)
- 夜間にライトを点ける。黄色っぽい光がすぐ点けばハロゲン、青白く数秒かけて明るくなればHID
- ヘッドライト裏の防水カバーを外し、バルブ根元の刻印を見る。「H11」とあればハロゲン仕様。バラストとコネクターが見えればHID仕様(D4S)
- 車検証やグレード表記で「煌」「煌II」か確認する。煌IIはHID屋 Dシリーズの不適合車種
ヴォクシー70系におすすめのLED4選
1位:HID屋 LEDヘッドライト Mシリーズ Premium(H11・HB3)
🏆 ハロゲン仕様の本命
ロービームH11とハイビームHB3を同じシリーズで
ハロゲン仕様のロービームH11と、全仕様のハイビームHB3に使えます。HB3とHB4は付属のOリングを付け替える兼用品です。公式ストアの評価は★4.85(559件)。ファン付きなので、防水カバーが閉まるかを事前に確認しましょう。
- メリット
- H11・HB3を1シリーズで揃えられる
- 明るさと価格のバランスがよい
- 2年保証
- デメリット
- ファンの分、後ろが長い
- 消費電力は55W
2位:HID屋 LEDヘッドライト Dシリーズ(HID仕様のロービームD4S)
⚡ HID仕様のロービームに
純正バラストに挿すだけ(煌IIは不適合)
純正バラストのソケットに挿すだけでロービームをLED化できるD4S用のLEDです。点灯直後から明るさが最大になります。ただし製品ページの「不適合が分っている車種」にヴォクシー70系煌IIが載っているので、煌IIには使えません。詳しくはD4S LED化の記事で解説しています。
- メリット
- 純正バラストに挿すだけ
- 点灯直後から明るい
- 2年保証
- デメリット
- 70系煌IIは不適合
- 裏蓋が閉まるか事前に寸法確認が必要
3位:HID屋 LEDヘッドライト SE(スペシャルエディション)
冷却ファンのないファンレスで後ろが短く、裏側のカバーが気になるロービームH11でも収まりやすいシリーズです。ロー・ハイを両方替えても2セット¥11,960に収まります。
- メリット
- ¥5,980と安い
- ファンレスで静か・後ろが短い
- 電球色も選べる
- デメリット
- 明るさはMシリーズより控えめ
4位:日本ライティング HB3/HB4 LEDヘッドライト ハイスペックモデル(WL013)
設計・製造・販売を自社で行う日本ライティングのLEDです。同社の適合表で70系のハイビームHB3が全仕様「●」、「Z・ZS煌」のフォグHB4も「●」です。ロービーム(H11・D4S)は同社の表で×なので、ハイビーム用として選びましょう。
- メリット
- 全工程国内製造
- 同社の表でハイビームHB3が●
- 2年保証
- デメリット
- 2万円台と高め
- ロービーム用には使えない(同社の表で×)
フォグをLED化するなら:HID屋 Vシリーズ 2色切替
白と黄色を1本で切り替えられるフォグ用LEDです。70系のフォグH11(煌系のHB4)のどちらにも付けられます。日本ライティングの表でも70系のフォグは「H11のみ取付可」で●です。
HIDのまま新品にしたい方へ:HID屋 HIDバルブ D4
HIDは経年で暗くなり、色も青紫に寄っていきます。LEDにしない場合や、Dシリーズが使えない煌IIの場合は、純正HIDのままバルブを新品にする方法があります(¥5,900・1年保証)。煌系はグレードごとに適合が違うので、購入前に販売店へ確認してください。規格の違いはHIDバルブの選び方で解説しています。
※スペック・価格・評価は各社公式サイトの掲載値(2026年9月時点)。
ヴォクシー70系のヘッドライト交換手順
- 準備:エンジンとライトを切り、ボンネットを開けてヘッドライト裏の防水カバーを外す
- 外す:コネクターを抜き、バルブを反時計回りに回して取り出す
- 付ける:LEDを差し込んで固定し、コネクターをつなぐ。防水カバーが閉まるか確認
- 確認:ロー・ハイの切り替えと左右の明るさ、壁に当てたカットラインを確認。HID仕様車は作業前に必ずバッテリーのマイナス端子を外す(点灯時に高電圧がかかる)
フォグはバンパー裏にあり、タイヤハウスのインナーカバーをめくって作業します。手が入りにくい場合は無理をせず、整備工場やカー用品店に任せましょう。交換後は光軸調整も確認してください。費用の目安はヘッドライト交換費用の相場にまとめています。
ヴォクシー70系のLED化と車検
ヘッドライト・フォグの車検基準(細目告示 第198条・第199条)
📘 一次ソース(国土交通省)
【Q&A】ヴォクシー70系のヘッドライトでよくある質問
- ヴォクシー70系のロービームのバルブは何ですか?
ハロゲン仕様はH11、HID仕様はD4S(純正HID)です。ハイビームはどちらもHB3です。
- HID仕様のロービームはLEDにできますか?
できます。HID屋の適合表でD4Sは「○」で、純正バラストに挿すD4S用LED(HID屋 Dシリーズ)を使います。ただしDシリーズは「ヴォクシー70系煌II」が不適合車種として公表されています。
- 日本ライティングの表でロービームH11が「×」なのはなぜ?
「ロービーム裏側にカバーがある為」と注記されており、同社のLEDが収まらないという意味です。HID屋の適合表ではH11は「○」です。後ろが短いファンレスのLEDのほうが収まりやすくなります。
- 70系のフォグのバルブは?
HID屋の適合表ではH11です。日本ライティングの表では、H19.6〜H22.4の「Z・ZS煌」がHB4、その他はH11(H11のみ取付可)となっています。刻印で確認してください。
▼ あわせて読みたい
まとめ
- ハロゲン仕様:ロービームH11・ハイビームHB3 → HID屋 Mシリーズ(カバーが気になるならSEシリーズ)
- HID仕様:ロービームD4S → HID屋 DシリーズでLED化できる(煌IIは不適合)
- フォグ:H11(日本ライティングの表では煌系がHB4)→ Vシリーズ 2色切替
- HIDのまま明るさを戻すならHIDバルブの新品交換も選択肢


